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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ついに見てしまった、「篤姫」を。
何をいまさらと思われるかもしれない。あれほどの国民的な人気番組。 しかも今日は最終回の再放送である。 この一年、日曜の夜8時からは、何があっても配偶者には篤姫が最優先だった。 僕は時折のぞくことはあっても、ちゃんと見たのは今日が最初で最後である。 この間の日曜日に見損なった配偶者が今日、ぜひとも見なければというのでお付き合いしてみたのだ。 ファンの方々には申し訳ないが、今日の分だけでは何がそれほど皆を熱狂させたのかあまりピンとこないが、改めて配偶者に聞くのも業腹である。 ただ、最終回に「廃藩置県」の話が出てきたのが印象的だった。 今考えると、よくもまああれだけの「構造改革」を、20代30代の若者たちがやり遂げたものである。 「構造改革」というより、「国家改造」である。 明治維新。改めて勉強せねばならぬ。 外圧がきっかけになったにせよ、欧米の植民政策に抵抗し、アワや内戦というところで、江戸城の無血開城。 大した度量である、両陣営とも。 どうもその中で、篤姫はキーパーソンの一人として描かれたようである。 あれだけのことが100年前成し遂げられたのに、たかが「霞が関の官僚支配」の解体すらままならないとは、いまどきの若い者はなんと不甲斐ない奴らか、と、ここでまたワンパターンの後期高齢者の憤懣は炸裂する。
by n_shioya
| 2008-12-20 22:23
| コーヒーブレーク
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Comments(8)
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きのこ組
at 2008-12-21 11:16
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昔の人は精神的に大人になるのが早かったのでしょうか?
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meg2142000 at 2008-12-21 12:23
こんにちは、先生のコメントのお返事をを頂いて
勇気を出してコメントして良かったと嬉しくなってしまいました。 私は北陸金沢に住んでおります。 先生は、金沢にいらっしゃったことがおありでしょうか? これからの季節、冬の金沢は美味しいものがいっぱいです。 私が大好きな親方の小松弥助のお寿司も香箱蟹やらぶりと 絶品のシーズンです。 是非機会がありましたら、いらっしゃってください。 記事についても一言。日本という国は外圧がないと 変われない国なのでしょうか? よく言えば控えめで何かあっても、すぐに発言するということが 不得意な国民性?!みたいなもの? アートの世界でも日本人のアーティストが先に諸外国に認められて 日本でもようやくと言った話もよく聞きますし・・・。 とここら辺でやめておかないと先生のブログ上で私のつたない 持論が止まらなくなりそうです。(笑) 私も篤姫はなんとなく気になりながら見ていなかったのですが 年末の総集編を見ようかなぁと思っていたところでした。 先生の廃藩置県くだんのお話でもうひとつ興味が沸きました。
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icelandia at 2008-12-21 16:33
昔は人生50年だったので、30代あたりが一番実力があったのでは??
ところで、私は1ヶ月に1時間もテレビを見ないので、テレビの話題は全くわかりません・・・。
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失業保険 を倍額もらう方法!
at 2008-12-21 18:17
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n_shioya at 2008-12-21 23:28
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n_shioya at 2008-12-21 23:34
meg2142000さん:
金沢には何度か行きました。大好きです。 非常に親しい友人夫妻がいます。魚もおいしいですね。 片山津、山中温泉、懐かしいです。 丸ノ内ホテルに、大志摩椿寿という金沢料理の店があり、今日の昼もそこで鯛茶漬けを食べてきたところです。 外圧、逆輸入の問題は確かにそうですね。 もっと自分の国にプライドを持って、大事にしないと。
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n_shioya at 2008-12-21 23:36
失業保険 を倍額もらう方法!さん:
我々世代の責任ですから、後世につけがいかぬよう頑張れるだけ頑張ります。
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n_shioya at 2008-12-21 23:38
icelandiaさん:
そうかもしれませんね。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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