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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
Call of the wild
元日の夜を山で過ごして、今横浜に戻ったところ。
30年前に八ヶ岳の中腹に山小屋を建ててから、夏休みと連休とそして正月は山で過ごす習わしになっていた。

小さな小屋でも維持には結構手がかかる。
特に冬季の山小屋の開け閉めは楽ではない。いちばんの苦行は水抜きである。
一滴でも水気が残っていると、零下20度では凍結し、それが全水道管に波及する。そのため便所の水槽には不凍液を入れるくらいの、周到さが必要となる。
それだけでなく、いくらストーブを焚いても、冷え切った小屋が温まるのにはは、二日はかかる。

そこで最近は子供たちが行っている間に、数日間だけ利用するようになった。
今年はさらに堕落して、子供たちが年末から年始にかけて、小屋で懸命にサバイバルしているというのに、我々夫婦は近くの西武のロッジで快適な一夜を過ごさせてもらった。
もう御年ですから。

だが、八ヶ岳の冬は素晴らしい。
一年中で一番天気が安定し、何よりも空気が澄んでいる。
青空をバックに連なる白銀の八ヶ岳連峰には神々しさを感ずる。
近くにリヒテルの肝いりで立てられた音楽堂があるが、バイオリニストの千住真理は、特に真冬の一月から二月にかけて、例年コンサートを開く。最も空気が澄んで音の響きが最高だからだという。
今年はそれにくわえ、村冶佳織のギターの演奏会もあるようだ。

でもなぜそこまで寒い思いをしてまでわざわざ?
僕が留学生活の8年間を送ったオルバニーは、ニューヨークの北に位置し、冬ともなれば、11月から時によると4月まで雪に閉じ込められ、気温も零下30度にまで下がることもあった。
当時は、吹雪の中の夜中の往診の時など、雪を呪ったものだが、帰国してやはり冬になると雪道を飛ばさないと、物足りない。それこそ僕の中で“The call of the wild(Jack London)” が疼き始めるのだ。
そのために普段でも無理して4駆に乗り、冬はスタッドレスを履きっぱなしにして、街中を走っている。
我ながらご苦労様な話だが・・・
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by n_shioya | 2009-01-02 22:41 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by icelandia at 2009-01-02 23:43
うわぁ、アイスランドのレイキャヴィクよりもずっと寒そうですね。
空気が澄んでいる方が音がいいというのは、実感としてよく分かります。レイキャヴィクにいると、なぜかとても音がキレイに聞こえます。人の話し声も含めて。騒音が少ないのと、空気がきれいなせいでしょうね。
水と空気がおいしいのが一番。でもそれがイチバン難しいんですよね。
Commented at 2009-01-03 14:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2009-01-03 23:35
icelandiaさん:
一度リヒテルの音楽堂にご案内したいですね。
Commented by n_shioya at 2009-01-03 23:36
SAE さん:
そういうこともあるんですよ。
若年性アルツハイマーの始まり、なんて悪い冗談はよしておきましょう。


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