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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
家具造りの楽しみ
僕の山小屋のある八ヶ岳のふもとには、工芸家のアトリエが多い。
焼き物、織物、ステンドグラス、野鳥や高山植物のフォトグラファー。
また、家具作りに凝ってられる方が多い。やはり木立の中の生活が、木工意欲を刺激するのだろうか。

中でも田原工房は、ユニークな芸術的な家具の数々を生み出してきている。
俳優の柳生一家が経営している“八ヶ岳クラブ”に行かれると、見事な作品の群れをご覧になれる。
我が家にも、いくつかの椅子やテーブルを置かせていただいて、木の手触りを楽しんでいる。

クリニックの傍ののり画廊は前にご紹介したはずだが、今週はそこでまた田原さんの作品が展示されていた。
木の家具は、プラスティクで無機質にされた我々の気持ちを、和やかにしてくれる。その分、が軽くなるが、この温もりと言うか充足感には変えられない。

実はぼくの夢は、地下室を作業場として、家具作りにいそしむことだった。
その夢はかなわなかったが、かつてはせまい住みかで家具作りを試み、アパート中に僕が木屑を飛ばして作ったクレードルで、子供はみな乳児期を過ごし、僕の作った机でいたずら書きをしたものである。

あまり大きな声では言えないが、医者をやめても家具造りをと思った大きな理由の一つは、患者と違って失敗しても家具は文句一つ言わないし、やり直しが効くからであった。
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by n_shioya | 2009-04-08 21:16 | コーヒーブレーク | Comments(10)
Commented by 3号 at 2009-04-08 21:42 x
まぁ!
最後のひと段落の「らしい」こと
クレイドルは今でも魅力たっぷりに思い出されますよ
Commented by 船長 at 2009-04-08 21:45 x
無機質、非人間的、自然に反した生活をしているとどこからどこまでが現実かわからなくなることもありますね
皆が感覚を取り戻せるといいのに・・・と思ったりします
Commented by ruhiginoue at 2009-04-08 23:45
 しかし人間様よりはるかに長く生きていた木を切ることもあるから、慎重でなければならないはずです。
 肺は喋らないけれど、これが損なわれては呼吸困難で生き地獄のうえ死に至ります。
 木は大地にとっての肺だから、切られても木自体は文句を言わないけれど、山崩れなど土地の死につながります。
 乱伐採して代わりに成長の早い杉を植えてばかりいたため、花粉症に苦しむ人も増えました。目薬が売れるので製薬会社は儲かり、投機家は花粉予報を見て株を買うそうですが。
 
Commented by きのこ組 at 2009-04-09 06:07 x
先生は”人間”が好きだから、”木”相手はたまにどうぞ。ふふ
Commented by さぼてんの花 at 2009-04-09 15:20 x
人は理想と現実の狭間で、いろいろ考えるのですね

私の理想は、ログハウスで景色のよいところで生活したい
自然を求めるようになったのは人生の年輪を重ねたせいでしょうか
Commented by n_shioya at 2009-04-09 23:01
3号さん:
そう、覚えてくれてますか。
Commented by n_shioya at 2009-04-09 23:03
船長さん:
子供たちに素朴な野生の感覚を取り戻させたいですね。
Commented by n_shioya at 2009-04-09 23:05
ruhiginoueさん:
木には特に大木には、木の精がいると思います、あの「青い鳥」に出てくるような。
Commented by n_shioya at 2009-04-09 23:06
きのこ組さん:
僕は昔占い師に、“あんたは森のそばに住みなさい。木の精気があんたを支えてくれるんじゃ”と言われたことがあります。
Commented by n_shioya at 2009-04-09 23:08
さぼてんの花さん:
ログハウスは、僕にとっても、“見果てぬ夢”です。


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