ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
振り返ってみると
イエローストーンに別れを告げ、グレーシャー国立公園、マウントレニェ、マウントフッド、レッドウッドフォレスト、等々を経て、最後のキャンプ地ヨセミテで流浪の旅に終止符を打つまで、20を超える国立公園はカバーしたと思う。

直線距離では5000キロだが、寄り道回り道をしたので、結局は7000キロは走ったと思う。
アメリカの広大さを身にしみて体験することができた。
ガソリンスタンドなどまばらである。一度満タンにすると、次は何百キロ先かわからない。
二度続けてパンクした時は途方に暮れたものである。数時間待って、やっと通りがかった車に助けてもらったが。

幸いに2カ月間、一日も雨に振られなかった。
従って一日もモテルには止まらずに済んだ。僕の予算では、モテルに一泊でもすれば破産していた。
毎日が自炊で、外食は一度もなかった。あ、一回だけ、当時スタートしたマクドナルドのハンバーグを買ったのが唯一の贅沢である。
二ヶ月間風呂に入らなかった。子供たちは汚れれば川や湖にブッ込めば済んだ。我々はどうしたのか、覚えがない。
ただ風呂で体を洗わぬ美風は、僕に関してはいまだに続いている。

アメリカの「芯」は豊かな大自然にある。
自然はいわばアメリカの心臓だ。
その鼓動に一旦シンクロしてしまうと、なかなか元の生活には戻れない。
野生のDNAが目覚めてしまうからだろうか。
僕が帰国後まもなく、金もないのに無理して八ヶ岳に山小屋を建てたのも、キャンプ生活で深く刻まれた、アメリカの大自然の心象を偲ぶよすが必要だったからである。

b0084241_9302316.jpg最後にヨセミテについて。
これこそ地上に残された最後の楽園の一つである。
イエローストーンが天上の花園なら、ヨセミテは山奥のシャングリラと言ったところか。
周囲を囲む花崗岩の岩壁からは、雪解けの水が無数の滝となって谷間に注ぎ込む。そのもっとも立派なのがブライダルベールと呼でばれる。

だがここも宿に泊ったのではもったいない、やはりテントを張って自然の息吹の中でまどろまないと。

でも若くなければ・・・
そう僕もあのときは32歳でした。
[PR]
by n_shioya | 2009-08-06 22:39 | コーヒーブレーク | Comments(3)
Commented by HOPE at 2009-08-07 04:00 x
32才はかなり前に通り過ぎてしまいましたが、子供達と年齢を平均すれば、まだなんとかなるかも…
などと妄想してしまいます
次回は、何に追われることもなく心底自然に抱かれたと感じる時間にしたいものです
Commented by n_shioya at 2009-08-07 22:58
HOPE さん:
気を若く保てば、体もついてくるものです、と言いたいところですが。
Commented by ぐう at 2009-08-08 00:46 x
すごい・・・
2ヶ月もなんて、すごいです。仕事で大島でテントに3泊したことがありますが、初日にテントの中にムカデがいただけで、もう泣きそうでした。
確かに3泊すると、一日一日慣れていく自分がいましたけど(^^;
アメリカに行ったことはありますが、いずれも普通の観光ではなかった為、ヨセミテもイエローストーンも行った事がなく、先生のブログから行ってみたくなりました。
楽しいお話本当に有難うございました。m(_ _)m


<< アンチエイジング・ピロウ イエローストーン >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム