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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「語り」の世界
今日は得難い経験をした。
「ストーリーズ」グループの三人の声優の「語り」を聴いてきたのだ。

「語り」は太古から引き継がれてきた人類の文化とも言える。
それが文字の創生、そして印刷術の発明とともに、「読む」活字文化へとシフトしてきた。さらに映画の出現で映像の文化が加わり、現在はテレビの発展で、活字文化も押されぎみである。

“百聞は一見に如かず”と言うが、テレビの映像はインパクトが強い。だが、それが今はのさばりすぎて、報道がゆがめられてきた感がある。
ヴィジュアルの効果がなければ、たとえどんなに重要なニュースであっても、後回しか無視するのが、テレビ業界の悪弊だからだ。
視聴率が神様のこの業界では、ヴィジュアルなスキャンダルほどおいしいネタはない。

そんな時、加藤精三の三人のお弟子さんによる「語り」の世界は、一服の清涼剤であった。
ごく当たり前の民話や短編が、声優たちの心のこもった「語り」で、新しい息吹が与えられる。
語られた作品は
「月あかりの中庭」  作者:立原えりか   語り:雨宮京子
「おこんじょうるり」 作者:さねとうあきら 語り:高見沢絹江
「ひばり笛」     作者;杉本苑子    語り:倉田美香
の三つである。
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ヴィジュアルに頼る弊害を説きながら、すでに我々の世界ではスライドが必須で、今はパワーポイントなしには、短い講演すらできなくなってしまった。
特に僕の力を入れている「見た目のアンチエイジング」では、画像がなければお手上げである。
だが、映像に頼れば頼るほど、その場でのインパクトはあっても、肝心の中身というかメッセージは希薄になってしまうような気がしてならなかった。
これを機会に一度、スライド抜きで、「語り」だけで聴衆を魅了してみたいものだが。
それにはまず、加藤精三先生に弟子入りをさせていただくか。
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by n_shioya | 2009-09-05 22:55 | コーヒーブレーク | Comments(5)
Commented by 船長 at 2009-09-06 00:34 x
おっしゃるとおりですね
ヴィジュアルのインパクトが重視され、大切な情報がないがしろにされる
しかもその序列に慣れるとまるで重要性までその順番かと錯覚する

現場がこんなに違う絵、空気、匂いなのかとびっくりすることもしばしばですね
刑事じゃありませんが現場主義、それも視覚以外もフル動員して
現場に立たなければわからないことだらけです
そしてまたまた、子供たちに錯覚を生む視覚以外の五感を鍛えてほしいと思ってしまいます

見た目のアンチエイジングも内面からにじみ出る魅力にまで届けば更に興味倍増と感じました
いつの世も「ものすごい美人ではないけれど、どうにもキレイな人」というのが
いるではありませんか…見た目という視点から何が違うのか興味があります
Commented by ruhiginoue at 2009-09-06 12:54
 その点、若い人の方が電話やEメールでコミュニケーションとっているから頭も良くなっていて、問題なのは40歳前後の特に女性で、テレビ垂れ流しに浸り続けて抜けられないようです。語彙も乏しい傾向があります。
 テレビで、美容外科手術の成果と称して外見だけ見せられると素晴らしいと思い込み,現実は、骨削りによって咀嚼障害を起こしたり神経麻痺など日常生活にも支障をきたす深刻な事態なのに、映像で与えられた強い印象は、いくら言葉で説明しても打ち消せないので、これは問題です。
Commented at 2009-09-06 14:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2009-09-06 22:56
船長さん:
見た目といっても決して外見だけでないのが難しいところですね。
Commented by n_shioya at 2009-09-06 22:58
ruhiginoueさん:
「美容外科のワイドショウ化」は、人命がかかっているだけに、「劇場政治」以上の危険をはらんでいるとも言えますね。


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