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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
スペインを訪れた方なら、よほどのことがない限り立ち寄ったはずのトレド。
三方をタホ河に囲まれた丘の上に浮かぶ天空都市。 僕も二度は訪れている。 トレドはスペインの宝石ともいえる魅力的な古都だ。 そのトレドをこよなく愛する画家の永井吐無氏の「トレド展」が、日本橋三越で開かれていた。 全体がベージュ色で抑えられた細密描写のトレドには、一つの人影も描かれていないにもかかわらず、ほのぼのとした人の営みを感じさせる。 また、あの驢馬がひずめの音を響かた、路地の乾いた石畳も京都の安寧坂を思わせる風情さえある。 だが、間違いなくトレドである。 日本人の画家の心情に、丁度蜃気楼のように映し出しだされた「トレドの精」とでもいうべきか。 たまたま会場で、昔馴染みの画廊の方たちにお会いした。ずっと以前に永井氏の作品展を催されたことがあるということで、作家のご夫妻をご紹介いただけたことは望外の幸いであった。
by n_shioya
| 2009-09-27 22:45
| 美について
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Comments(2)
私も7年前、仕事で一度、家内と一度、トレドを訪れました。タホ川でしたか、川の手前のゲートを越えると中世の都市をそのまま残したすばらしい石畳の街並みとカテードラルが印象的でした。都市の手前の小高いスポットからの円形のトレドも絶景でした。多分、今回の展覧会の絵もそのようなすばらしい風景画が描かれているのでしょうね。ヨーロッパのトータルな調和の美しさはすばらしいものですね。また、再訪したいものです。
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by
n_shioya at 2009-09-28 22:23
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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