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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
先日ご紹介した田中宥久子女史との対談の日程が発表された。 1月19日夜7時から9時まで、場所は六本木のアカデミーヒルズである。 僕が前座を務めて、それから「真打ち」登場、そして二人の対談という運びだ。 司会は僕の敬愛する医療ジャーナリスト宇山女史。 彼女の司会進行なら僕は大船に乗った気持ちになれる。 これは講談社が企画している、会員制サービス「Health & Beauty Review」のプロモーションの一環である。 先日「造顔マッサージ」を受けさせて頂いて、その効果のほどは実感したが、その後お伺いしたいことが山ほど溜まってしまったので、僕にとっても楽しみな対談である。 この講演会は六回のシリーズで、総合テーマは、「ビューティフルエイジング 美と医の融合」ということであり、ぼくの持ち分は「“見た目”のアンチエイジング」である。 美容医療の分野では美容の専門家と医師のコラボレーションが必要で、しかも医師の出来る「技」は限りがあるというのがかねてからの僕の持論だ。 一番困るのは、患者さん自身が、眼とか鼻とか、不満がはっきりしていればよいが、“ともかくキレイにして欲しい、どうするかは先生が決めてちょうだい、専門家でしょ。”といわれる場合である。 だが、我々は“美”の素養に乏しい一介の医師である。 そこでまず、田中女史のような「女性美」の専門家が患者の悩みをトータルに受け止めてくださり、医療以外の手法、それはエステ、メーキャップから始まって、服飾、髪形などを総動員し、ここだけは医師の出番ですよ、と絞り込まれてから治療を始めたいとかねがね思ってきた。 医療行為がエステやメークと違うのは、痛みや後遺症や、またごく僅かでもリスクを伴うということだ、その分効果は上がるが。 また、手術は一旦受ければ、元には戻せない。そこが他の手法と大違いである。 僕が「造顔マッサージ」がアンチエイジングの重要な手法の一つと考えるゆえんだ。 ちなみに「Health & Beauty Review」は会員向けの機関誌を発行予定で、そのサンプルともいえるムック「何歳からでも美しくなる生活・特集アンチエイジング」が発売され、その中に今度の講演会の詳細な案内も載っているので、ご覧いただけければ幸いです。 また、講演会も席に限りがありますので、ぜひ早めにお申し込みのほどを。 ●詳細はこちら
by n_shioya
| 2009-12-24 21:55
| アンチエイジング
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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