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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
フラワー・エッセンス
『アンチエイジング医学では、代替医療が重要な手法の一つになっています。ヨガ、アロマテラピー、フィトテラピーなどもその中に含まれますが、フラワー・エッセンスと言う分野があることは知りませんでしたので、いささか的外れかもしれませんが、“”について日頃私の感じていることをお話しさせていただきます。
花は我々の生活に最も身近な存在で、目を楽しませ、安らぎを与え、ときには癒しにもなるありがたい存在です。

丁度今桜の花がほころびかけていますが、この時期、僕はいつも西行の辞世を思い起こします。
“願わくば花の下にて春死なん。その如月の望月のころ。”
でも一寸、これはアンチエイジング向きではないですね。

これまで芸術の世界でも、いろいろな場面で花は登場してきました。
まず、絵画では「ゴッホの向日葵」があげられますね、ただこれが癒しにつながるかどうか、むしろ不安を掻き立てるかもしれませんが。
僕が花の絵で好きなのは、「オディロン・ルドン」です。特にクリーブランド美術館の「少女と花」の絵は素晴らしい。花も幻想的なら、少女も花の精のような感じに描かれています。
映画では、そう、「旅情」のキャサリーン・ヘップバーンとロッサノ・ブラツィのつかの間の恋。そのフィナーレを「くちなしの花」が締めくくります。
小説では、ヘッセのメルヘンの「あやめ」にはイリスと言う名の少女が登場しますが、「あやめの花」そのものが主人公と言えるでしょう。
とても美しい短編なので、まだの方は是非お読みください。
音楽ではどなたも御存じの、ゲーテの「野薔薇」。
だが僕はここでは同じシューベルトの作曲の「美しき水車小屋の娘」を挙げたい。これは主人公の悲劇と、さまざまな花の姿がパラレルに展開していきます。
そして最後に、クリスティーナ・ロゼッティの「花の教え」のコッピーを差し上げますので、あとでゆっくりお読みください。』

といった内容で、僕は今日のフラワー・エッセンスのミニセミナーに集まった皆さんをお迎えした。
フラワー・エッセンス_b0084241_021540.jpg
さて、その「フラワー・エッセンス」とは?
リンク先のページをよくご覧ください。
by n_shioya | 2010-03-30 22:07 | アンチエイジング | Comments(2)
Commented by ruhiginoue at 2010-03-30 22:16 x
「私は若くもないし、美男でもないし、金持ちでもなく、しがない土産物屋の主にすぎない。でも私は男で、あなたは女だ。それ以上に何を望むというのか」
 と、ロッサノ・ブラツィは言いますね。なるほどです。
 この作品の監督について、知り合いの七十代の映画監督氏と話しているとき、最初ロシア革命の話で『ドクトルジバゴ』のことが上ったのでしたが、私がデビッド=リーン監督と口にしたら
「ああ、リーンの作品だったか。忘れていた。彼の映画は素晴らしい」
と言うので、『アラビアのロレンス』か『戦場にかける橋』と言うかと思ったら『逢い引き』というので、世代の違いを実感したものです。
 もちろん私だって、『オリバーツイスト』や『大いなる遺産』など白黒時代のデッケンズ映画化もビデオで見ています。
Commented by n_shioya at 2010-03-31 22:29
ruhiginoue さん:
白黒時代の映画のほうが筋も道具立ても単純だが、味わい深いのが多いと思われませんか?


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