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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
サクセスフルエイジングをささえるSOC
ルビンシュタインが80歳を過ぎて、しかも視力障害や体の衰えにもかかわらず演奏を続けていることについて、そのコツを聞いたところ、秘訣は三つあるといわれたという。
その三つがたまたま最近心理学で取りざたされている、サクセルフル・エイジングの三要素、セレクション、オプティマイゼイションそしてコンペンセイション、頭文字を取って通称、SOCに当てはまから面白い。

まず、体力相応の曲を選ぶこと。セレクションである。
そして、その限られた曲について、若いとき以上に練習を重ねること。これがオプティマイゼイションである。
後に、ここが面白いのだが、テンポの速い部分に差し掛かる前に、多少テンポを落とせは、早い部分に入ってから多少ゆっくり弾いても、元来の早いテンポで演奏されたように聴衆は感じるというのである。これがコンペンセイションに当たる。

これは他の高齢者の活動にも使えるのではと、運転について当てはめてみた。
最近とみに高まる、運転をやめろという不埒な子どもたちの圧力から、免許証を護持するための理論武装でもある。

まずセレクション
これは簡単だ。運転のルート、時間、速度など年相応の選択をする。
次いでオプティマイゼイション
これは少しずつ、毎日運転を欠かさぬこと。
最後のコンペンセーションだが、これは一寸工夫を要する。
たとえば、一時間ごとに10分ほど息抜きをする。また、接触防止のアラームや、バックの際のヴィデオカメラの活用などの補助手段の導入を図る。

すべての活動において、いかにSOCを活用するか、それを工夫すること自体、頭の体操、引いてはアンチエイジングに繋がるのではなかろうか。
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by n_shioya | 2010-05-03 22:33 | アンチエイジング | Comments(4)
Commented by ruhiginoue at 2010-05-04 21:27
 ルビンシュタインはミスタッチが多くなったと言われつつ、それでも味が出てると言われてますね。
 ヴァントや朝比奈の翁のように、九十歳を過ぎないとブルックナーは味が出せないのではないか、と思わされる例もありますから。
 
Commented by n_shioya at 2010-05-04 23:17
ruhiginoue さん:
ホロヴィッツも初来日の時は80歳でしたか、ぼくは聴きませんでしたが、“壊れた骨董品”という吉田秀和のコメントだけ伝わってきました。
学生の頃晩年のコルトーは聴きましたが、その時何歳だったか、出来栄えは賛否両論でした。
Commented by 御隠居@横丁 at 2010-05-06 12:12 x
ルビンシュタインはでも最晩年までブラームスやベートーベンのコンチェルトやってましたね。
けっこう難しいと思うんですが。
ホロヴィッツのような超絶技巧(あるいはそのように聴かせるのが達者)派は老齢は苦しいですね。
コルトー最晩年のコンサートは日比谷公会堂でしたね。東京文化会館もまだなかったですね。
運転は……夜間の側方モニターとか衝突回避装置とか実現して高齢者にもフェイルセーフになればいいですね。
Commented by n_shioya at 2010-05-06 22:35
御隠居@横丁さん:
そう、昔はすべて日比谷公会堂でしたね。
跡は共立講堂でしたっけ。


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