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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
美女とアーティチョーク
「アーティチョーク」では“痛快”な思い出がある。
留学時代、レジデントとして仕えた形成外科の助教授は、信じられないくらいいやらしい奴だった。
アメリカ人は、能力にも幅があるが、人間性でも落差は激しい。いい奴は聖人みたいだが、嫌な奴は臆面もなくいやらしい。
その助教授は最低の更にどん底だった。

たとえば、教授と仲が悪かった。
だが二人は直接喧嘩する代わりに、レジデントを間に挟む。
具体的にはこういうことだ。
助教授は教授の嫌がるような治療を我々にわざと指示する。そしてそのことは百も承知の教授から大目玉を食らうのは我々だった。

彼はいわゆるソシアルクライマーで、上流階級にあこがれ、付け焼刃の教養を振り回す悪い癖があった。
そして、常々「アーティチョーク」が好物とぬかしていた。
御存じでしょう、あれの食べ方にコツがある。アザミのような葉の塊だが、葉っぱの先が刺になっていて、一枚ずつむいては、その根元の肉の部分を歯で削ぎながら食べる。
“あいつ、好物だと言っているが、食べ方を知ってるだろうか?”
レジデントの一人が疑問を抱き、我々で悪だくみを考えた。

日頃お世話になってるお礼といって、皆で高級レストランにお呼びしたのである。
あらかじめ頼んでいたアーティチョークが丸ごと出てきた。
“いやー、これは大好物なんだ。有難う。”
というなり彼は、アーティチョークを丸ごとかじろうとした。
その瞬間の彼の形相。今思い出しても胸がすっとする。
そして彼は、そのままイバラをかみ砕いて飲み込んでしまった。
“いやー、うまかった!”といったかどうかは思いだせぬが、食道が傷だらけになったことは確かである。

そして今日、都内某所で美女とランチを共にした。ある重要なプロジェクトの打ち合わせである。
と、前菜に出てきたのが、アーティチョーク。
“まあ、珍しい!”と巧みな手さばきで一枚また一枚と優雅に召しあがる美女のあでやかな姿を、このフォトから思い描いてほしい。
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お陰でプロジェクトもぐんと進展いたしました。
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by n_shioya | 2010-07-07 21:21 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by icelandia at 2010-07-07 22:43
 そのお作法は以前から聞いていたため、アンティチョークとやらが出て来た時、「私は食べ方を知っている!」とばかり勇んだのに、どうも違う。固いところもなく、手でもって食べるなどという気配でもない。
 未だに私はアンティチョークのオイル漬けしか食べたことがないのです。スーパーで見かけたら購入して自分で調理すべきですね♪
Commented by n_shioya at 2010-07-08 11:12
icelandia さん:
調理の仕方で、食べ方も様々のようです。


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