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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「セラフィーヌの庭」
今日もまた映画を観てしまった。
フランス映画「セラフィーヌの庭」である。
ストーリーも知らず、唯題名からフランスの牧歌的な物語を何となく期待していったのだが、暗ーい、重―い映画だった。
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「20世紀の激動する時代を背景に、“描くことがいきること”であった天性の画家セラフィーヌと、彼女を初めて画家として認めたドイツ人の画商ウーデとの心の交流を感動的に描いている。画商ヴィルヘルム・ウーデは素朴派の画家アンリルソーを発見し、天才ピカソをいち早く評価した人物であった。”というのがパンフの粗筋である。

どちらも実在の人物であるが、迂闊にも僕はその存在を知らなかった。
画商ヴォラールの自伝を読みふけり、印象派からエコール・ド・パリの画家にはある時期のめり込んで、その時代のおおよその作家と作品には通暁していると自負していたのだが、

結論から言うと、運命にもてあそばれたセラフィーヌは晩年発狂してしまう。
狂気の画家というとだれしもゴッホを思うだろうが、僕はむしろ、ロダンの弟子で愛人だった、カミーユ・クローデルのことを思い出した。
芸術の中でも特に絵画・彫刻には、作家を狂気の際まで追いつめる何かがあるのだろうか。
それほど、画家の鬼気迫る心象を描き出した作品だった。
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by n_shioya | 2010-09-07 21:58 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by アヤメ at 2010-09-07 23:28 x
先生!私もこの映画観ました。悲しい一生でした。「狂気と芸術」はよく語られます。 芸術(表現手段)があったからもっとひどくならなくてすんだのかもしれないです。または、その表現手段が唯一彼女のコミュニケーションの手段だったかもしれません。絵は原始からの表現手段だし、精神疾病の患者さんには強い治療の道具になります。
Commented by n_shioya at 2010-09-08 22:40
アヤメ さん:
造形に身を滅ぼす?ものにしかわからぬ世界があるのでしょうね。


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