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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「フェイス・バリュー」を読み終えて、まだ読みかけだったナオミ・ウルフの「美しさという呪縛」に戻っている。
この本については先日7月17日に『セックス』の章を紹介したが、今読んでいるのは『仕事』の章である。 本論は女性の社会進出に伴う困難さであるが、その序論の“これまでの女性の労働”についての議論は目からうろこの思いがあった。 結論からいえば、主婦の労働は夫である男性の仕事と同等かそれ以上の重労働で、しかも無償が当たり前とされてきた。 信頼できる調査機関の計算では、主婦の労働はどう少なく見積もっても、夫の収入の4割には当たるという。 最近では男も家事の分担すべきといわれるようになったが、アメリカでも夫が家事を手伝うのはせいぜいが一、二時間で、他の国々の状況は推して知るべしとのことだ。 生まれてこのかた、もちろん結婚してからも、家事などは洗濯、料理を含め一切した事がないと自負して男はただ恥じ入るばかりである、幸いまだ例外的な存在ではなさそうなのでちょっとホッとしてはいるが。
by n_shioya
| 2010-09-23 21:59
| コーヒーブレーク
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Comments(1)
Commented
by
船長
at 2010-09-24 22:42
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移行期にはツキモノなのかもしれませんが、
周りを見渡せば「一見家事を分担しているようで楽なことしかやっていない夫」 「でもちょこっとやってくれてるから余計に文句言いづらい妻」 が わんさかいます! 「半端にしかやらないでやった気になってほしくない」とか 「むしろやらないでも愚痴ってOKならその方がいい」 とも… 働いている女には効率が大事、時間との勝負ですから感覚的にまだまだ古いなら「新しい男ぶってほしくない」んですよね 先生くらい開き直って「稼いで来るから」という方が気持ちいいですよ 後は子供世代に期待かな…よくよく見てますからやる時はキッチリやってくれます
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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