ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
シャガール展
b0084241_20574160.jpgまだ、まだと思っているうちにもう最終日というので慌ててシャガール展に駆けつけた。
芸大の美術館である。
予報に反して、晴天に恵まれ、緑豊かな上野公園は結構な人出だった。
“上野の森にはロマンがある。”
昔、芸大の彫刻科に通いながら、長男が漏らしたのを思い出す。

シャガールには不思議な魅力がある。
あの独特の赤と青の輝き。
空中を舞う恋人たちと驢馬や鶏。
眼下にはエッフェル塔がつつましく建っている。
シャガールの心象を紡ぎだしたものだろうか。
その根底には故郷ヴィテスブルグへのノスタルジア
そう、そのノスタルジアが、我々を温かく包んでくれる。
そして、ITの洪水にノスタルジアさえ見失った若者たちに、“人の営み”の尊さを感じさせるのではなかろうか。

シャガールの家族とは、ほんのわずかだかお付き合いがあった。
次女が美術を専攻中、ニューヨークの彫刻家チャールズ・シモンズの研修生だったことがある。そのシモンズ夫人がシャガールの孫娘で、祖母と同じベラという名だった。
住まいはマンハッタンのど真ん中のアパートで、娘と一緒にディナーに呼ばれ、シャガールの作品に囲まれて、ラムを御馳走になったたのも、今は懐かしい思い出である。

何かに書かれていたシャガールの言葉、
“・・・私にとってはその人が詩人がどうかが大事である。詩人といっても、シェークスピアやゲーテのように言葉の表現だけではない。キャンバスでも大理石でも、表現法は何でもよい。いや、実際に作品がなくてもいい、唯、その人が『詩魂』さえ持っていれば。・・・”
をお伝えしたら、
“如何にも祖父の言いそうなことね。”
とうれしそうだった。

又、名前は思い出せないが、スイスにお住まいの姪御さんだったと思うが、展覧会のため何度か訪日された折、食事をご一緒にしたこともある。

今回の作品はポンピドーのものが多いと聞いているが、何度かポンピドーに行っても、シャガールだけゆっくり見ることも少ないので、今回閉展ぎりぎりに間に合ったのは幸いだった。
そう、今回初めてでとても気に入った作品は、福岡市立美術館ということで、これでまた福岡に行く楽しみが増えた。
b0084241_2105058.jpg

[PR]
by n_shioya | 2010-10-13 20:53 | コーヒーブレーク | Comments(6)
Commented by 芙蓉 at 2010-10-14 08:00 x
いつも素敵なエントリー、有難うございます。
上野の森は、いつ行っても魅了されますね。
先生も、最終日、駆け込まれましたか!!
芸術大学の美術館、味わいありました。もちろんシャガールの絵もたっぷり堪能。秋の佳き一日でした。
孫娘さん、美しい方。同じ名前だったのですね..。

このたびは、温かいコメント有難うございました。
Commented by 船長 at 2010-10-14 08:32 x
写真の作品、つい見入ってしまいました
独特の世界ですね
今回見逃してしまったということは、福岡行かなくちゃ、ということでしょうか?
残念!
Commented by n_shioya at 2010-10-14 22:01
芙蓉さん:
何時もほのぼのする語りと鮮やかなフォト楽しませていただいてます。
Commented by n_shioya at 2010-10-14 22:02
船長さん:
福岡に出向く価値はありますよ、何かの理由をつけて。
Commented by けろっぴ at 2010-10-15 12:12 x
私もシャガール、大好きです。メトロポリタンオペラハウス(NY)のロビーにも、大きなシャガールの絵が二枚掛けられていますが、あれは、日本政府からの寄付なんだとうかがったことがあるのですが、本当でしょうか...?
Commented by n_shioya at 2010-10-15 23:40
けろっぴ さん:
日本の貢献に関しては知りませんでした。
いずれにせよ、楽しい作品ですね。


<< 飲むコラーゲンは効くのか?? 東急セミナー開始 >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム