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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
語り~耳で感じる物語
ちょっと足を踏み入れただけで“昔”が蘇ってくる家並みが、まだ東京には残っている。
千駄木もその一つだ。
b0084241_22384844.jpgその夜店通りの地下のスタジオで、語りのグループ「ストーリーズ」の~耳で感じる物語~を堪能してきた。

出し物は
①雪むすめ(立原えりか):雨宮京子
②雪花(今井保之)   :高見沢絹江
③講談『伊達家の鬼夫婦』:小野田拙鶴
④泣かない女(藤沢周平):倉田美香

“物語を耳で感じると、活字を目で追うのとは違う世界が現れます”とは、プログラムのごあいさつの言葉だが、まさにその通りだ。
其々の物語が、活字を追うよりはるかに鮮やかに浮かび上がり、胸にジーンとくるものがあった。
殊に藤沢周平はなくなった母の愛読書だった。晩年寝たきりになって、しかも白内障で字は読めないはずなのに、枕元には彼の文庫本が山と積まれていた。
今日の語りを聞かせてやりたかった。
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ICチップで人間性が置き換えられていく今の世の中で、このような文化は”人間の営み“の復活と現代人の癒しのためにも、もっと広められてよいのではと痛く感じた。

ストーリーズの皆さん、ありがとうございました。
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by n_shioya | 2010-10-16 22:40 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by 船長 at 2010-10-17 08:58 x
本当におっしゃる通りです
大人の私達まで"目から入る""一方的な"情報に頼るようになってしまってます
まして生まれた時からICチップ優勢の世が全ての子供達はこのような世界を知らない事も多いのでしょうね
小さな頃に危機感感じ、一生懸命読み聞かせをしたのもアッという間に電子機器にとって替わられてしまいました
想像力ってものすごく大切だと思うんですが…
それにしても、お母様に聞かせたかったというくだり心が温かくなりました
Commented by valkyries at 2010-10-17 19:56 x
先生、「子午線の祀り」という朗読劇を観て感動した事を思い出しました。名作は視覚だけだなく、聴覚、あるいは嗅覚と併せて感じてこそ魅力が増すのでしょうね。
Commented by n_shioya at 2010-10-19 21:54
船長 さん:
子供たちも含め、素朴さを取り戻しましょう!
Commented by n_shioya at 2010-10-19 21:55
valkyries さん:
詩は朗読されるものというのがヨーロッパ文化のようですね。


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