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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
『養生訓』
老年学に学ぶ」を読み続けている。
今日の収穫は『養生訓』だ。

「老年学に学ぶ」の著者山本氏も認められているように、僕も貝原益軒はひたすら節制を説くつまらぬ男として、『養生訓』も読んだことはなかったが、どうして、益軒の説くところは、今のアンチエイジングの考えを先取りしたものである。

ここからは山本氏の著書の引用である。

“現在では、「養生」が死語になり、「健康」しか使われていないが、この二つの言葉を同じものと考えるのは間違いである。
(中略)
その違いは、人間の「生命力」に対する認識の相違に基づくものと考えられる。益軒の養生法を例にとれば、人の「元気」は『もともと天地の万物を生じた気』であって、これが「人心の根本」である。人はこの気を受けて生まれるのだから、「気をめぐらし」て、元気を養えば、天寿を全うできるというのが養生の基本だ。もともと持っていたものを、いたわって長持ちさせようという考え方である。健康法はこれと違って、身体はもともと不完全で脆弱にできているものと考え、これをより強く確かなものに改良しようとする。どうやって強く鍛えて「保育発達」させるかを考えるのである。”

その通り!
更に大切なことは

“「自分のからだ」を信用するかどうかは、「自然治癒力」に対する信頼をも左右する。益軒の『養生訓』の根底を流れるのは、「体の内なる自然への信頼、自然治癒力あるいは自己回復力に対する確固たる信念」である。”
そして益軒は
“薬に対してはとりわけ慎重である。
(中略)
現代の健康法はこれとは対処的で、自分の健康や病気をすべて病院に依存し、手術や薬を用いて、病を治そうとする。それが薬漬けという病弊を生んでいることは、すでに周知の事実である。”

これ以上山本氏の引用を続けるより、どうです、皆さん僕と一緒に「老年学に学ぶ」を読んでみませんか?目から鱗ですよ。そして出来れば『養生訓』も。
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by n_shioya | 2010-10-27 23:24 | アンチエイジング | Comments(4)
Commented by HOPE at 2010-10-28 07:17 x
子供達が小さかった頃、教えたわけでもないのに
食事のバランスや睡眠を自然にコントロールしているのを見て
「人間には体内時計ならぬ体内センサーのようなモノが備わっているのだなぁ」
と感心していたことを思い出しました
「予定」や「都合」「理屈」が優先し、身体の声を聞かない大人になってしまったなぁ…と
身体も心も「大人の理屈」に振り回されているようで、これは情けないですね
Commented at 2010-10-28 07:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2010-10-28 08:54
HOPEさん:
子供の対応能力をいかに周りがだめにしていることか。
“親がいても子供は育つ”、けだし名言です。
Commented by n_shioya at 2010-10-28 08:55
3号さん:
ありがとうございます。


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