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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
エミリー・ブロンテの「嵐が丘」を中勘助の「銀の匙」で掬って食べさせられてるような、と上巻を読んでる時は思ったが、その後どんでん返しが続き、すべては軽井沢の「真夏の夜の夢」だったかというのが下巻を読み終えての感じ。
それにしてもあの「オチ」はないだろう。 始めから予定調和的なものとはほど遠いお話が続くが、あの結末はその異常な世界もすべて破壊してしまう。 だが、それも作者の狙いだったのか? でも、本当は何を言いたかったのか? などなど、「本格小説」を読み終えて、あれこれ思いを巡らしている。(どなたか読まれた方、助けてください) だが、あまりにも筋立てに凝りすぎてはいないだろうか。 「悲恋」をずしりと受け止めるより、アガサ・クリスティ流の謎解きに終わってしまうのも否めない、 それにしても、こうして最後まで読ませてしまう作者の力量には唯脱帽。 なによりも登場人物のねちねちと意地悪い描き方は、女にしかできないと言うのが、草食系男子の偽らざる感想である。
by n_shioya
| 2011-03-08 21:47
| コーヒーブレーク
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Comments(4)
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船長
at 2011-03-09 08:18
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女は小さい小さいうちからありとあらゆる年齢の女を観察して育つせいか
「こーするとこーなって、あーするとあーなって…」というのは熟知した上で、 毒を見せずにかわい子ぶったり、カッコよく生きたいと腹くくったりしてますから あなどれませんよ~
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Miharu
at 2011-03-09 19:51
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n_shioya at 2011-03-09 23:01
船長さん:
それはもう、痛いほど経験しております。
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n_shioya at 2011-03-09 23:02
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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