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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「先見性」と「希望的観測」のはざまで
同じ日本の中でも其の人の居る場所によってあれだけの差があるのだから、海外での受け止め方に大きなギャップがあるのはやむを得ないかもしれない。
昨夜から数度にわたり、ニューヨークの子供たちから安否を気遣った電話があった。
今進行中の原発事故は深刻だから、一刻も早く東京を脱出して、原発からほど遠いどこかへ待避せよという。
そう言われても、と逡巡していると、ならば最悪の時はニューヨークにおいでよ、と言う悩ましい申し出である。
一旦緩急あれば首都圏は大混乱になるから、と言うのもよくわかる。どうしたものかと思いあぐね、アメリカ大使館と近い外資系の会社の会長に相談した。

以下は彼の意見である。
“確かに原発事故の行方は予断を許さない。日本の危機レベルが7に挙げられたのも事実だ。これはチェルノブイリと同じで、スリーマイルでさえ5であった。
その為、国によっては日本を渡航禁止とし、又、駐在員やその家族を召喚し始めている。
だが、チェルノブイリの場合はあまりにも対応がずさんであった。日本の管理体制とは比べ物にならない。今の危機レベルは個人的には6ぐらいに考えている。
又、今度の災害に対する日本人の対応は冷静で、パニックを起こさないのは見上げたものだ。
とりあえずは事態を静観したら如何か。
日本は地震国である。だが、自分は日本を愛している。例え更なる地震で命を落としても悔いはない。”
とまで説教されてしまった。
なるほど、そういう開き直りもあるか。

取り越し苦労のしすぎも愚である。
だが、先を憂えず、希望的観測に頼るのが如何に危険かは、先の大戦で日本の犯した愚行でも明らかだ。
原発事故にしても、このまま収束してくれるだろうと思うだけでは、後になって希望的観測に過ぎなかったとほぞをかむことになるかもしれない。
こうして「先見性」と「希望的観測」のはざまで、僕の「危機管理」は揺れ動いている。
なんとかもっと正確な情報が欲しい!
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by n_shioya | 2011-03-16 22:38 | コーヒーブレーク | Comments(6)
Commented at 2011-03-16 22:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2011-03-16 23:26
あやめ さん:
早速ありがとうございます。
Commented by しぎはらひろこ at 2011-03-17 01:10 x
ニューヨークのご子息の言葉に心揺らぐのは、御尤もです。
私も娘の婚約者のベルギーのご家族から、一時避難に是非こちらへと強く誘われ、判断しかねるところ。未来を考慮し、娘はチケットが取れ次第、送り出すことにしました。私自身は、未だ、迷いの最中にいます。
Commented by valkyries at 2011-03-17 08:41 x
先生、「彼」ですね?彼の情報、意見であれば信頼できます。 静観しましょう。 
Commented by n_shioya at 2011-03-17 10:26
しぎはらひろこさん:
ベルギーとは避難場所としては最高ですね。
食べ物はおいしいし、隣国のオランダより人々は優しいし。
この一日二日の原発の成り行きと政府の対応次第でしょうね。
一段落したら、ぜひお会いしたいものです。
Commented by n_shioya at 2011-03-17 10:28
valkyries さん:
そうです、彼です。
会長としての立場だけでなく、個人としての考えでもあると強調しておりました。
ま、明日明後日の推移を見守る必要はありますが。
いざとなったら京都に脱出しますので、その節はよろしく。


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