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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
平常心
すでに御承知かと思うが、今朝アメリカ大使が、福島原発から80キロ圏内のアメリカ人に対し、避難、退避勧告を出した。
30キロ圏内と言う日本政府の指示と大幅に違うが、日本政府の対応が生ぬるいので、自国民の安全のためにやむを得ずこのような措置に出たらしい。
今回も日本政府は、意図的かどうかは別にして、希望的観測で国民を鎮静化しようとしているようだ。
だが、テレビ報道を見る限り、放水にもかかわらず、事態は沈静化の方向にはまだ進んでいないようである。
我々は最悪の事態に備えながら、平常心を保つという難題を突き付けられている。

非常時に平常心を保つとはどういうことか、僕は戦時中のエピソードを思い出した。
日中戦争が泥沼化し、物資も枯渇し始めた頃、僕はあるイギリス夫人の家で、ティーをごちそうになった。
贅沢は敵だ、と軍部がヒステリックに叫び始めた頃である。
彼女はとっておきのティーカップをわざわざソーサーに載せて、お茶の支度を始めた。
非常時にそこまでしなくても、と僕が怪訝そうにしたのか、彼女は言った。
“非常時だからこそ、平常心が大切ですよ”と。
勿論イギリス人にとって、ティーは特別なものである。だからこそ、平常心を保つためにも、カップにソーサーを揃え、しきたりを守ることが大事だと教えたかったのであろう。

だが今避難所での生活を強いられている方々からは、食糧や暖房など、生活必需品が極度に欠乏している中で、平常心などたわけたことを言うな、とおしかりを受けるかもしれない。また女性の方々にとって、最低限の身づくろいさえままならぬというのは、どれほど苦しい生活を強いられていることだろう。

被災者の方々に一日も早く救助の手が届くことを切に祈っております。
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by n_shioya | 2011-03-17 22:20 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented at 2011-03-17 22:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-03-17 22:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-03-18 19:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2011-03-18 22:24
ローズマリー さん;
コメント有難うございます。


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