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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
風の環 武藤順九の宇宙
今日は久しぶりに銀座まででかけた。
和光で開催中の「武藤順九の宇宙」展を配偶者が見たがっていたからである。
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武藤順九氏は「風の環」と言う大理石彫刻で一躍有名になり、その作品はローマ法王の夏の離宮、ワイオミングのデビルズタワーなど世界各地で屋外展示され、この九月にはニューヨークのグラウンドゼロにも、モニュメントとして設置が予定されている。
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氏はこう語る。
“風が生まれ、風が舞う。風が祈り,風が踊る―――。
風を形にしようとして行きついたのがメビウスの輪でした。それを大理石でくり抜いて、大理石の持つ質感で、軽妙な風を表現したかったのです。“(風の環 武藤順九の宇宙;神渡良平 より)

そのほか氏は、石彩とかネオフレスコとか、既成の技法にこだわらずに新分野も開拓されてきた。
そう、既成の表現法や材料にこだわらない自由な展開が氏の特徴と言える。
近代美術は既成の破壊の連続であった、まるで現状を否定することが目的で、表現したいものは二の次といった感じである。
それに反し氏の場合は、まず「表現したいもの」が先にある。その為に適したものなら、素材でも技法でも、何のこだわりもなく自在に取り入れて、「自分の宇宙」を構築していく。

その「表現したいもの」すなわち「風の環」とは何か?
これはもう、作品を見ていただく以外にありませんな。
今回の展覧会は明日3時までなのでお急ぎください!
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by n_shioya | 2011-03-21 22:57 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by HOPE at 2011-03-23 00:27 x
現在のこの国の状況とこの作品のGapはなんなのか、とふと思ってしまいました。
やはり「完璧な」とか「完全な」というものは芸術の世界にしか許されない表現なのでは?
しかも芸術家は絶対に「完璧」に辿り着けないと悟った上で
更に追及し続けるのですから全てある意味想定外なのでしょう
そのストイックさと背中合わせの謙虚さがあって初めて前に進めるというか…
現状を壊す勇気も新しく生み出す力も、今の日本の現状にないものを感じます
Commented by n_shioya at 2011-03-23 21:37
HOPE さん:
機会があったら是非ご覧ください。
何か感ずるものがあると思います。


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