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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
国家という幻想?
連日放映される被害地の惨状は目を覆うものがある。
もう見るまいと思っても、ついスウィッチを入れてしまう。
被害者の皆さんの極限状態の生活、現場で続けられている決死の作業が映し出されるたびに、なんと不条理な、と天を呪いたくなる。

原発の建屋の屋根が吹っ飛んだ時、パンドラの箱はぱっくりと口を開けてしまった。そしてあとからあとから、いまわしい妖怪が飛び出してくる。そしてまだ奥に潜んでいるであろう何者かに我々は脅えている。
それらが出尽くした後に、希望(エルピス)は箱の底にいるのだろうか?

さらに言えば原発の屋根が飛んだ時、僕の中では国家という幻想が吹き飛んでしまった。
極限状態の災害現場では国家は全く機能していなかった。
原始の人間と同じく、人びとは自然と対峙し、お互いに身を寄せ合って生存を計った。
そこには「人」とその健気な営みしかなかった。
そしてまた、国家の骨組みと思っていた政府も、総理、官房長官を含め、同じく「人」の集まりである。
つまり国家と言うのは、「人」の造った約束事にすぎないと思い知らされた。

この災害がどのような形で終息するか予断は許さないが、3・11後の我々の国家観は、それ以前とは全く異なった形をとるのではなかろうか。
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by n_shioya | 2011-03-23 22:25 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by HOPE at 2011-03-23 22:36 x
国家観…という意識はどのくらいもともとあるのかは疑問は残りますが、少なくとも身近な危機で少しは政府とか政治とかにも目が向くでしょうか?
一部の政治屋さんとその予備軍だけでなく自分達の問題として
Commented by 十楽人 at 2011-03-24 09:44 x
主題の「国家観」とはずれますが、、、、
05年に石橋克彦神戸大学教授(地震学)が衆議院予算委員会公聴会で、06年に共産党の吉井英勝議員(京都大学原子核工学科卒)が衆議院で、原発の地震発生にともなう問題点を指摘し、危険性を警告していることを知りました。その内容は、いま私たちが目にしていること、そのものズバリで驚愕しました。(いずれもネットで検索可)
事態の収束の先がまだみえない段階で「だから言ったではないか」という話は控えるべきかと思いますが、われわれが当時このような警告をやりすごしたという事実は重いものがあると感じます。
Commented by n_shioya at 2011-03-24 23:04
HOPE さん:
Let's hope so!
Commented by n_shioya at 2011-03-24 23:06
十楽人 さん:
ありがとうございます。
早速拝見します。


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