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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
男の伊達
僕の朝の散歩の折り返し点は山下公園である。
カモメの舞う海辺の彼方の大桟橋に停泊する大型クルーズ船を眺めては、城山三郎の「硫黄島に死す」を思い出す。
僕は城山三郎の作品が好きだ。彼一流の「男の美学」。その頂点があの出世作「硫黄島に死す」ではなかろうか。

書き出しを含め一部を引用する。

“昭和19年七月―――。
横浜港は見る影もない港。いや見たこともない港に変わり果てていた。“

其の横浜から西中佐の軍団を載せた輸送船は硫黄島への死出の旅路に出向する。
ベルリンでの挫折、ロスアンジェルスでの栄光。
そして硫黄島での自決に至る道程で、波乱に満ちた西中佐の一生がフラッシュバックされる。

“長靴に拍車をつけ、馬上颯爽と指揮をとる騎兵士官は、たしかに諸兵科の花形である。士官たちは、ひとりでに、ある程度、伊達者にならざるを得なかった。
(一、服、二、顔、三、馬術)という言葉がある。
騎兵士官たるもの、まず容姿に気を配れというわけである。”

ロスアンジェルスでは
“競技前から「バロン・西」は社交界でもてはやされ、ハリウッドの女優達にひっぱりだこになった。
西は夫人の武子に当てて、たった一回、はがきを書いた。
(おれはもててるよ。アバよ)”

見事ですな!
日本の男たちよ。
世界一の伊達男になって、あの塩野七生とかいう小癪な女の鼻を明かしてやろうではありませんか。
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by n_shioya | 2011-07-12 21:33 | 美について | Comments(6)
Commented by HOPE at 2011-07-12 22:08 x
あら…
先生は塩野七生にいたく関心を寄せていらっしゃるように思っておりましたが、随分なお言葉!
びっくりしたら前半に何コメントしようとしていたか忘れてしまいました
Commented at 2011-07-13 04:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 十楽人 at 2011-07-13 10:15 x
最後の一行に、喝采!
Commented by n_shioya at 2011-07-13 23:00
HOPEさん:
塩野は初期のものがよかったですね。イタリア便り?、それからルネッサンスの女たち。
あの中の「裏切りは完ぺきな時は芸術的でさえある」というセリフにはしびれましたが。
Commented by n_shioya at 2011-07-13 23:01
peppy さん:
では、一献。
Commented by n_shioya at 2011-07-13 23:01
十楽人さん;
ありがとうございます。


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