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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「甘き死よ、来たれ」
迂闊にも僕はこれまで「死」についてまともに考えたことがないことに気がついた。
デーケン師の本がきっかけで、今改めて考えを巡らしている。
誰でも普通はそんなものかもしれない。
この年になるともう、死そのものは怖くは無い。ただその前の肉体的にどれほど苦しむか、どうかまた人としての尊厳を保てるかどうかだけが心配になる。

だが人にとって死は100%確実とすれば、我々は皆、刑執行日を知らされていない死刑囚のようなものだ。
しかし、事故や突然死のような場合は別として、統計上は平均余命というものがあり、また、癌などの病気の場合は月単位で存命期間が予測される場合もある。

そこでもし、何かの形で死期を知った場合の対処の仕方を、日単位、週単位、月単位、そして年単位で考えてみることにした。
まず、一日。
この場合は慌てて遺言状だけは書かねばならぬ。これは死期にかかわらず、明日にでもすべきことではあるが。
次は一週間。
そう、身辺の整理と親しい人への告別。
次は一月。このへんからちょっと慾が出て、尊敬する司祭ととことん「神」について話し合う。
そして、僕を支えてくれえた美女軍団との賑やかなお別れ会。
そして一年となると。
やはり読書に当てたいですな。シェークスピアの数編、モンテーニュの随想録。さらにはパスカルのパンセ。もし気が向いたらプラトンの対話編。
あとは絵画と音楽と。
そして体力的に可能なら、ボランティア活動。
3年まで延びた場合は、すでに三か年計画ができあがっているので、その遂行。
いずれにせよ、夢は“願わくば花のもとにて春死なん、其の如月の望月の時。”
そううまくいきますかな。

それよりも、10年経っても無事死ねない時の方が恐ろしい、というのがアンチエイジングを唱える者の、らしからぬ本音である。
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by n_shioya | 2011-09-04 21:28 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by HOPE at 2011-09-04 21:51 x
それぞれの単位で考えてみるというのはやったことがないですね。
いつも、今死んだら周りに迷惑かかるな…とは思いますが
Commented by 船長 at 2011-09-04 21:56 x
「一か月あたりから欲が出て」
というのが先生らしくていいですねぇ
でも普段一か月なんてあっという間、一年だってあっという間ですが
欲が深すぎるのかしらん、と思います。
ともあれ、ブログ拝見する限り、まだまだ長生きしていただかないと!

Commented by n_shioya at 2011-09-05 23:07
HOPEさん:
しんどいけれど、言いメンタルエクササイズになりますよ。
Commented by n_shioya at 2011-09-05 23:08
船長さん:
人の感じ方は年を重ねるごとに変わっていくものでもあります。


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