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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
我が家は無医村?
今日、三男から約束の時間に遅れるが、という電話が携帯に入った。
何か一緒に仕事をしているのが足に熱湯がかかって火傷になり、某大学病院の皮膚科で治療を受けているからという。
別に某大学では悪いわけではないが、この親父だってかつては形成外科医として火傷の治療を専門にし、日本熱傷学会の会長まで務めた男のはずである。
“なんで俺に知らせなかった?”というと、
“いやー、ちょっと、忙しい親父を煩わしくなくて…“
と歯切れが悪い。

と、昔のことを思い出した。
次男がイェール大学に留学中のこと。赤ん坊にやけどをさせてしまった。
慌てて手元にあった「家庭の医学」の火傷の項を“ふん、ふん”うなずきながら読み始め、最後の執筆者の名を見て“やべぇ、親父が書いている”と言って、本を放り出し、早速救急室に赤ん坊を連れていったことがある、とあとで嫁さんから話を聞いたことがある。

僕は家では信用がない。
我が家は無医村だと配偶者は公言する。
彼女が最初の妊娠でつわりで不調を訴えた時、頭が痛いならと精神科に送り込んだ前歴があるのでやむを得ない。
弁解にはならないが、当時の女性誌に「決して医者とは結婚するな」という記事があった。
「貴女は人類愛に燃えた崇高な男と結婚したと思うかもしれないが、その崇高さは、昼間のうちに患者のために使い果たし、貴方のもとに戻ってくる男は医師ではなく、其の燃えカスである。」
配偶者がそれを見つけ、「もう手遅れね」とため息をついたとは、以前書いた記憶があるが。
by n_shioya | 2011-09-10 22:39 | 医療全般 | Comments(2)
Commented by 恵子 at 2011-09-10 23:03 x
その日記は読みました。
在宅時間が少ないからかもです。
米国人は辛らつ過ぎ!

離婚を決意した医師の妻が、
忘れ物を手術室に届けに行って、
夫の今まで見なかった精悍な姿に
惚れ直した、という渡辺淳一?の話もあります。
Commented by n_shioya at 2011-09-11 22:11
恵子さん:
妻は夫の仕事姿ちょっとだけみるべきかもしれませんね。
あまり見ると逆効果かも…


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