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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
キリスト教の誕生
今更に、キリスト教誕生のいきさつを探っている。
以前書いたように、元来ユダヤの救い主であったはずのキリストが、何時の間にどうして全人類の救い主になったのか、まだこだわっているからだ。
今日読んだのは「キリスト教の誕生」。創元社の「知の再発見」双書70である。
著者のピエール=マリー・ボードはメッス大学の聖書文学教授。専攻は古代ユダヤ文学と原始キリスト教文献学、とある。
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これを読む限り、初期のキリスト教はユダヤ教の中にあり、其の中で抗争を繰り返しながら、ユダヤ教から分離し、それからさらに内部抗争を続け、勝ち残ったのがローマカトリックと東方教会の様である。

どうも一神教というのは、定義上排他的にならざるを得ず、これまでも神の名において、殺りくを繰り返してきたことは嘆かわしい限りである。
だが半面、あの初期のクリスチャンの信仰の強さと、進んで殉教の道を選ぶ勇気も、根は同じと思えると複雑な気持ちになる。
しかも今のイスラム原理主義者の行動と本質的にどう違うのか、確たる答えは見つからない。

ただ、初期のクリスチャンと教会の強みは、ということは現代でキリスト教が伸び悩んでいる理由にもなるが、
①キリスト自身に接していること、その軌跡と言われる行為も含めて。
②やはり、御利益があったこと
③今のように人間関係が希薄でなく、共同体が存在しやすく、教会が其の中核にあったこと。
④迫害によって共同体はますます強固になったこと。かつての教徒迫害は想像を絶するものがあったようだ。遠藤周作先生なら解ってくださるでしょうが、僕だったらとっくに転んでいたでしょう。

この次はユダヤ教の歴史をさらい、その上だキリストの生涯をたどることにしたい。
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by n_shioya | 2011-10-29 22:28 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by 御隠居@横丁 at 2011-10-30 15:22 x
賎民は選民などという言い方もあるように、差別され迫害されると一種独特の団結エリート意識が芽生え活動が活発化されるのでしょうか。
現代でこういうのはカルトにしか見られないかもしれませんが。
Commented by n_shioya at 2011-10-30 21:39
御隠居@横丁さん:
賎民は選民とは言いえて妙ですな。
とまれ、現代社会での宗教の立ち位置は複雑なものがあるようですね。
Commented by 御隠居@横丁 at 2011-10-31 17:21 x
先生がよくおっしゃる霞ヶ関官僚批判は選民が賎民ですか。
愚民かも。
Commented by ドリーム at 2011-11-27 21:51 x
はじめてコメント致します。

ブログを楽しく拝見させて頂いています。

今日からキリストを迎える待降節ですね。司祭服も紫から薄いピンク、白へ変わっていくように、イエス様を迎えるための心の準備をしなければ・・・。

遠藤周作先生の小説がきっかけで、キリスト教の洗礼を受けました。最近、銀座の教文館でベストセラー第一位の『マリアの涙』ピーター・シャビエル著

http://www.kyobunkwan.co.jp/xbook/ch_best20

を読みました。遠藤先生の小説と同じように、キリスト教の本質の世界が紐解かれ、信仰とは何か、愛とは何か、イエス様、マリア様の心情の世界が所々に散りばめられていました。


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