ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
告別式と誕生日と
このところ急に寒さが厳しくなった。
真冬と真夏には訃報が多いが、20日にも最も親しい親族の一人が亡くなられた。
今日は其の告別式だった。
其の地方の名士だったので、この寒空に参列者は引きも切らなかった。
読経とお焼香と喪主の挨拶と。それだけの簡素な告別の式だったが、故人の遺徳を偲ばせる、しめやかな中にも心温まる葬儀だった。
享年84。

この頃は訃報に接すると、すぐ“お幾つ”と聞くようになった。
こちらももう80。日本男性の平均寿命を超えたので、もう何時お迎えが来ても不思議はない。
別に敗北主義ではない。

昔、レマルクの小説に「愛する時と死す時と」というのがあった。
確か、冬のアルプス越えをして、病気の恋人に会いに行くレーサーの話だったとおもうが、ストリーはよく覚えていない。
だから其の小説の本題からは外れたタイトルの引用かもしれないが、物事には「その時」があると言う悟りのようなものである。

アンチエイジングを唱えてながらそれは無いだろう、と言われそうだが、そもそも僕はアンチエイジングという言葉は好きでない。
老化は自然現象である。その先は死が待っている。なにもそれにあらがうことはないじゃないか。
老化と旨く折り合いをつける、それが僕のアンチエイジングの考えだ。
だが、すでにアンチエイジングという言葉は定着してしまった、10年前にはアンチエイジングっていったい何?ときかれるのが相場だったが。
そこで、今度書いた本では、スローエイジングという言葉をあえて提案したが、どこまで受け入れられるだろうか・・・

そして告別式の後はその足で、六本木のチャペルセンターの夕方のクリスマスのミサに駆けつけた。
考えるとこれはキリストの誕生日である。
同じ日に死と生の儀式にあずかるとはと、複雑な思いになった。
[PR]
by n_shioya | 2011-12-25 23:32 | アンチエイジング | Comments(1)
Commented by HOPE at 2011-12-27 06:55 x
「その時」ですね、本当に。
あらゆることに「その時」というものはありますが、
でもその全てのことにおいて「その時」の前後に悪あがきする自分がいます。


<< 塞ぎの虫?スランプ?鬱状態? クリスマスイーヴの想い >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム