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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
百歳まで生きて何になる?
このところ、〝100歳まで”が大流行りである。

100歳まで生き延びる方法、それに効果的な食材等々。
まるで100歳まで生きることが人の目的であり、誰でも努力すれば可能なように思わせる出版物で溢れている。
100歳流行りで、正直、いささか頭にきているところだ。
僕の親父は106歳直前で他界した。だが常人ならぬ意思の力で節制に努め、健康生活に励み、それでも最後の数年は要介護だった。

最近、2,3の出版社からの何かアンチエイジングの本をというアプローチがあったので、〝100歳まで生きて何になる?”という題では如何、と言ってしまった。
半ば冗談だが、半ば本気である。

アンチエイジングの目指すところは「健康長寿」である。だがその目的はその質にある。
大切なのは生きている時のQOLである。
今僕は80を迎え、これからどう生きるか考えると大問題である。
まずほとんどの機能は衰えていく。為に自由度はますます制約される。
物理的にも、精神的にも。
そして昨今の最大課題は、年金問題だ。
それを20年耐えていけ?
しかもその為につまり予防の為に〝虎の子”も犠牲にする?

そこで最近つかわれ始めた言葉が「レジリエンス」である。
平たく言えば「耐え忍ぶ能力」。
とすれば大切なのは、長寿を達成した時に備えて、いかに不自由に対する「レジリアンス」を保つかの方法論だろう。
だが、レジリアンスでは如何にも受け身で哀れっぽい。
デファイアンスならどうだろう。「敢然と立ち向かう」。
でもそんな肩ひじ張ることもアホ臭い。
という訳で、「加齢と折り合いをつける」のが僕のアンチエイジングだが如何でしょうとお話すると

だが、「100歳まで生きて何になる?」の方が挑発的で、販売政略にはぴったりですね。”というのが編集氏の言葉だった。
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by n_shioya | 2012-02-26 22:00 | アンチエイジング | Comments(8)
Commented by 恵子 at 2012-02-26 23:24 x
なんだかバチ当たりなタイトルですね。
長寿者を支える社会が必要ですよ。
そう思わないために。

だから、消費税引き上げは賛成だけど、
米や味噌にはやめてほしい。
ゴルフバッグとかにかけるんですよ。
Commented by 船長 at 2012-02-27 05:19 x
加齢と折り合いをつけ…QOLを高め…との思いから飛び出たタイトルが、
「販売戦略」ですか…ふむ
Commented by silku928 at 2012-02-27 12:07
今日は晴天、気持ちのいいお天気ですね。
春はそこまで、でしょうか。
いつも唸りながら&頷きながら、
楽しく拝見させていただいています。

「100歳まで生きて何になる?」
ならば...。
逆説もこれまた真なり。誠なり。。♪。
Commented by n_shioya at 2012-02-27 22:47
恵子さん:
そう、次回はもっと建設的な意見を書きます。」
Commented by n_shioya at 2012-02-27 22:49
船長 さん:
なんだかこのところ言うことが矛盾だらけで申し訳ありません。
Commented by n_shioya at 2012-02-27 22:50
silku928さん:
お久しぶり。
さすが芙蓉さん、図星です。
Commented at 2012-03-07 12:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2012-03-08 17:45
青春出版社 出雲です さん:
まだ出版が決まっているわけではありません。
ブログをお読みいただけばお分かりになるかと思いますが、問題は二つあると思います。
一つはアンチエイジング何の為?という目的意識の欠如。
そしていま一つは高齢者急増に対して、社会が対応できていないことではないでしょうか。
そう、それと80になってはじめてわかる、自身の価値観の変化と。
一度お会いしてそのあたりを分析してみたいですね。


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