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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ジェーン・エア
荒涼たるヨークシャー・ムーアを黒マントの女が彷徨い歩くシーンで、出だしから観る者はジェーン・エアの世界に引きずり込まれる。
今まで数多く映画化もされてきたブロンテのジェーン・エアの筋書きを改めて述べる必要はないだろう。
だが今回の新作は文句なしに素晴らしい出来である。
何よりも主演の二人と脇役が、つまり演技が堪能できる。
そしてセピアのトーンのヨークシャーの風景と古色蒼然とした館のカメラワークが。

ジェーン・エアに明け暮れた、一つ違いの中学時代の姉。
99歳に後数日でこの世を去ったお袋も、ジェーン・エアの文庫本を枕元において息を引き取った。

この物語の何がそれほど女性の心をとらえるのか。
それは全ての女性がうちに秘めている「女の子」心だと思う。
僕に取って「女の子」とは、“夢にあふれて、ちょっとばかりお馬鹿さん”と定義して不評を買った事がある。
だが、”ジェーン・エアの魂”と言えば納得してもらえるのではなかろうか。
その限りにおいて、物語の中の禍々しい出来事も、全ての女の子の抱く悩みと喜びの象徴にすぎないとも言えるのではなかろうか。

僕はブロンテ姉妹の生家、今は博物館になっているが二度訪れている。一度はイギリスの友人の案内で。二度目は友人の日本人夫妻を案内して。
展示されていたシャーロットの靴があまりに小さいのと、ベッドがいかにも窮屈そうだったのを今思い出している。
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by n_shioya | 2012-07-11 21:55 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by 恵子 at 2012-07-12 13:44 x
夏場読むと寒々しくて納涼でした。
女性の心をとらえるのは、
不遇な女性も幸福になる
源氏物語もでしょう。

Commented by n_shioya at 2012-07-14 10:38
恵子さん:
今の時代でも立派に通用するところが面白いですね。


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