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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カラマゾフの兄弟
夕方血圧を測ると一寸高い。上が170である。
コルセットは緩めて、15分ほどおとなしく横になっていたのに。
そう、今読んでる本のせいだ。

其の本とは「カラマゾフの兄弟」である。
昼飯の後から讀み始め、第一部の第三編に辿りついいたところである。
余りの禍々しさに、全身これカラマゾフに染まってきたようだ。

茫洋と広がるロシヤ大地の如く、ネチネチ,クドクドと語り続けるあたり、まさにドストエフスキーである。この点ではトルストイも引けを取らないが。
カラマゾフを讀んだのは旧制高校の頃だから、もう60年も前になるか。其の時は唯々夢中になって読みふけったことだけは覚えているが、筋はすっかり忘れてしまったので、この際又読み返そうと、評判の亀山訳を買って来てもらった。

旧制高校のクラスメートで、実家が地方の大病院の友人がいた。男の兄弟が何人かいて、其の末っ子だった。医学部を出てから大学の医局に暫く籍を置き、結婚してから親の病院を院長として継ぐことになった。
日本のメイヨー・クリニックにすると張り切っていた。
アメリカから帰ってから、僕も形成の手術を手伝いに何度か訪れたことがある。
そんな或るとき、大病院の跡継ぎもなかなか大変だろうと、ふと奥さんに
“まるで「楡家の人々」ですね。”と言うと、
“ならいいんですけど、「カラマゾフの兄弟」ですよ。”と冗談めかした返事が返ってきた。
今改めて読み返しながら、もしそれが本音だったとしたら、奥さんも随分と大変だったろうにと改めて同情している。
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by n_shioya | 2012-12-01 21:10 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by 御隠居@横丁 at 2012-12-02 14:01 x
ネットでさっと調べたところで、「カラマゾフの兄弟」に特別なモデルはないようですね。
「楡家の人びと」は、先生か御尊父がどこかに登場してるのでは?
と妄想しております。
Commented by n_shioya at 2012-12-02 21:21
御隠居@横丁さん:
両親は斉藤一家と親交はあったようです、「楡家の人々」には登場はしませんが。


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