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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
父と子
市川中車の襲名披露に父猿翁が共演し、改めてかつての二人の確執が話題になっている。
彼らの場合は極端としても,そもそも父と子の間のコミューにケーションの断絶は、永遠の課題といえる。

僕の好きなルナールの短編に、
“公園を散歩していると,前を老若二人の男が歩いていた。散歩のあいだ中,二人の間には何も会話は無かった。きっと父と子に違いない”という下りがある。

親父が逝って3年が経とうとしている。
我々の間にも余り会話は無かった。父親は現役時代,開業医として超多忙を極めていた。
引退してからは,親父はゴルフ三昧に加え,自身の「健康法」の普及に血道を上げていた。ゴルフをやらぬ息子は,父親の老後の楽しみを冷ややかに眺めていた。そして又息子は、子供時代、父親の「健康法」の実験台として苦しめられたという、被害妄想から抜けきれなかったのである。

そして今,自身が父親が引退したときの年齢に近づいた息子は、自責の念に駆られている。
なぜ、あの時もっと親身に親父の話しを聞いてやらなかったかと。
親父の晩年は自身の健康法を「正心調息法」と名付け、その伝導に余生をかけていた。
たとえ口論になっても,親父は自分の信念について、息子と本音で話し合いたかったのではと。
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by n_shioya | 2013-01-10 23:00 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by HOPE at 2013-01-11 23:39 x
女同士の「会話のしにくさ」とはこれまた違う壁ですねぇ
傍から見ているとやはりもったいないような…
Commented by n_shioya at 2013-01-19 21:48
HOPEさん:
男の場合は断裂で、女の場合は果たし合い?いや失礼。


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