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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
僕にとっての「女の子」
僕のアンチエイジングの秘訣は美女軍団との交流にある。
聡明な美女との会話は、大脳生理学の言葉を借りれば、情緒をつかさどる海馬のあたりに安らぎを与え、大脳皮質を心地よく刺激する。

だが、彼女らは突如難問を突きつけてくる。
例えば、
女性は何を心がけて生きていくべきでしょうか、などである。
冗談じゃない、そんなこと男にわかるか。
では、男の方は何を?
うむ、「女の子」を大事にすること。とつい本音を吐いてしまった。

僕の言う「女の子」、これはいささかの注釈を要する。
夢が一杯でちょっぴりお馬鹿さん。
これが僕の「女の子」の定義だ。

僕は幸いに弟だけでなく姉と妹がいた。
姉は正真正銘の「女の子」だった。いつも友達とつるんで、熱烈に崇拝するお姉さまだの、其の頃の用語ではおエス、シスターのエスであるが、裏切られたのなんのと修羅場を繰り返しながら、一つ違いの社交的な姉はよくクラスメート達を家に連れてきた。
人一倍人見知りの僕も、其のサークルには味噌っかすとして、参加を許されていた。
「女の子」の世界を垣間見ながら、話の内容よりもただおしゃべりを、小鳥達の楽しいさえずりのように聞いていた。

彼女らのメンターに当たるのが、日本初の女性通訳でもあった津田塾で英文学を専攻した叔母であった。
そして、ジェーン・エア、嵐が丘などは彼女らのバイブルであり、クリスティーナ・ロゼッティは女神のような存在だった。
この年になって僕が湖水地方を周遊した際、わざわざ足を伸ばしてブロンテ姉妹の故郷ハワースを訪れずれたのも、其の頃刷り込まれた英文学への憧れかもしれない。

当時僕の垣間見た女の園のイメージは、松田けい子(けいの漢字が出てきません)さんの紫苑の園に如実に描かれている。仲のよい女の子同士が、共に笑い、共に泣き、あるささやかなプロジェクトに取り組む姿として。
こう考えてくると、そう、女性に期待することも、やはり「女の子」であり続けて欲しいということになりそうだ。

年齢に関わらず、女性なら誰でも持ち続けている、たとえ自覚しなくても、また事情があって捨てたつもりでも、なお内に秘めているはずの、「女の子」を大事にして欲しい。
とはいっても、ゲーテがファウストがトリの合唱に言わせたような、“永遠に女性的なるもの,われらをかなたへと導き行く”などと虫のよいことを要求している訳ではありませんから、ご心配なく。
僕にとってゲーテなど永遠の「スケベ爺」に過ぎないので。

でもどうして“お馬鹿さん”にこだわるの、貴方は?
それはね、死ぬまで夢を持ち続けるなんて、ちょっぴりお馬鹿さんでないと出来ない芸当なんですよ、お利巧さん。
どうでしょう、多少はお答えになったでしょうか、美女軍団の皆さん?
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by n_shioya | 2013-01-16 22:02 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by HOPE at 2013-01-18 08:25 x
確かに「女の子」にとって「共に笑い、共に泣き、あるささやかなプロジェクトに取り組む仲良し」であることは絶対に必要ですね
どんなに理屈が正しくてもどんなに力のある相手でも、世のスーパーサラリーマンのように「ご無理ごもっとも」とはいかない部分がありますね
それこそ「心が納得しないと…」という感じでしょうか
ま、男性にはわかりにくいのが当然ですが、「男性の前」と「女性の中」では本当に違う、とか、「女性性を売り物にする」のを当然と開き直ってるのはサイアクですね
「友達にはなれない」ってよく使う言葉です~
Commented by n_shioya at 2013-01-19 21:41
HOPEさん:
なるほど。


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