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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
リンゴの丸かじり、これぞ「完全食」
リンゴが送られて来た。
早速ガブリと一口。
うまい!
子供のときからの習慣で桃、梨、りんご等、ほとんどの果物は皮を剥かずに丸ごと齧ることにしている。
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皮と実の間に栄養素がある、というのが親父の考えだったが、慣れるととこの方が味わいがあり、皮がないと物足りない。
だから僕は今でもりんごの皮などうまく剥くことが出来ない、商売柄人の皮ならどんな厚さでもキレイに剥いて見せるが。

親父の考えは二木謙三先生の「完全食」という食生活の理論から来ている。
二木先生は親父の医学部での恩師で、「玄米菜食主義者」だった。
先生の説く「完全食」とはこういうことだ。
どんな食材でも、全体で栄養的にバランスが取れている。だから丸ごと食べれば、体に最もよいはず。果物なら皮から種まで、魚なら皮から骨まで。
そのもっともよい例が玄米である。この宝のような食材から、せっせと栄養分をそぎ落としたのが白米だそうだ。
だが、今と違って昔は玄米を炊くのは大仕事だった。
「圧力釜」を使って。
これがまた圧力で蓋がよく飛んで、天井板をぶち抜いたものである。
魚もこれで炊くと、骨まで柔らかく食べられたが。

またよく噛めとも言われた。
それも、百回以上。
飲み込むのではない、噛んでるうちにに自然に液体となって、のどに流れていく。

野菜も「三分煮」といって、調味料を使わずさっと三分間ゆでるだけ。
熱で栄養素が壊れるのはわかるが、調味料も禁忌なのはなぜか。
人間の体はうまく出来ている。本来必要な食物は舌が察知してくれる。それなのに調味料で舌をごまかすのがよくない。フランス料理など愚の骨頂だといわれた。
確かにフランス料理は最近反省の色を示すようにはなったが。

甘いものもよくない、砂糖は毒である。チョコレートなどとんでもない。
祖母が袂からごそごそ取り出して、さ、信男(親父の名)に見つからない内に早く、早くと手渡してくれなかったら、僕は大人になるまでキャラメルの味すら知らぬままに育ったろう。

デモね、皆さん。
食事はやっぱり楽しまなきゃ。
“美味しいと思って食べれば、それだけ身になってよいはず、”というのが、いまだに過酷な食生活を幼児体験として引きずっ来て、償いのためにありとあらゆる有害な食材を自分に許している僕の食理論である。

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by n_shioya | 2013-02-24 21:10 | 食生活 | Comments(2)
Commented by 伊波 at 2013-02-26 17:14 x
りんごを皮ごと食べるのは栄養的に優れているそうです。サツマイモだって、皮ごと食べるとオナラ対策になるそうです。
川島四郎という今は亡き桜美林の教授で有名な栄養学者が言ってました。
チョコレートは甘いのはよくないけど、そうでなければ老化予防になるから良いのではないですか。
Commented by n_shioya at 2013-03-02 21:24
伊波さん:チョコレートは、それに含まれるポリフェノールが健康に良いと言われ始めています。


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