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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
トルストイの痴漢観
去年の暮れ、NHKの看板アナが痴漢行為で逮捕され、テレビで痴漢防止の秘策があれこれ論じられた事がある。
“でも、彼等は何でこうコソ泥みたいなことをするのだろう、どうせなら真正面から正攻法で行けばいいのに、”など妄言を吐いたら、“何です、貴方なんてそんな勇気もないくせに、”とまた配偶者にコケにされてしまった。
いずれにせよ僕は永年、自分で運転手を兼ねて通勤してるので、痴漢をするチャンスに恵まれたこともないし、勿論された経験はないが、「美女軍団」の話を聞くとこれは満員電車には付き物らしい。が、これは彼女等が余りも魅力的なことにも、責任の一端はあるようだ。
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とここまで書きながら、昔読んだ「クロイツェル・ソナタ」の一節を思い出した。
このトルストイの短編は、ある男が嫉妬に狂って妻を殺してしまう話だが、そのきっかけがピアノを弾く妻とバイオリニストの男性とのあまりにも息のあった、「クロイツェル・ソナタ」の演奏であったという。
この短編を通してトルストイの結婚観、性の問題などが延々と開陳されるわけだが、その冒頭の辺りで、“女性が如何に手練手管で男を挑発し、しかもそれに乗せられた男がすべての結果の責任を取らされるといった、男のぼやきのくだり”がある。
チョット引用してみると

“・・・・・・あのいやらしいセーターだの、ヒップ・パッドだの、肩や腕や、ほとんど胸まであらわにするドレスなどは、みなそのためなのです。
女たち、それも特に男修行を積んだ女は、高尚な話題の会話なぞ、単なる会話でしかなく、男が必要とするのは肉体と、それをもっと魅惑的な光で誇示するものすべてにほかならぬことを、十分承知していまよ。・・・・・・・ “

これを今の問題に当てはめれば、女性の側からの痴漢騒ぎなど「盗人猛々しい」ということにもなりかねないが、お断りしておくが、これはあくまでトルストイの科白であって、僕は決して、可愛い彼女らの嘆きを無視して、痴漢のコソ泥的行為を弁護する気はさらさらない。
むしろ“彼女等の持ち味である挑発的な肢体や行動がなくなったら、この世は闇である”というのが、80を過ぎた僕の偽らざる心境である。
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by n_shioya | 2013-02-28 21:02 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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