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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「男と女は間違い電話」
早いもので、従兄弟の福田陽一郎が亡くなって此の4月でもう三年になる。才能豊かな男で、演出家としては「ショーガール」などミュージカルも手がけたのでご存知の方も多いかと思う。
以前彼はJRの広報紙だったかに「男と女は間違い電話」というエッセイを連載し、僕も讀むのを楽しみにしていた。
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10年ほど前に「話を聞かない男、地図が読めない女」とう本が話題になったが,専門家の意見では男と女はホルモンだけでなく、脳の配線も違うのでやむを得ない事のようだ。
人の話しを聞かないことでは僕も人後に落ちないが、不思議に配偶者は地図に関してはなかなかなものである。
外国旅行では行動が自由なのと荷物の運搬が楽なので、空港から空港までレンタカーで回ることが多いが、これも助手席で地図を広げナビゲーターを務めてくれる配偶者のおかげである。

だが不可解なのは、毎度のことだが、待ち合わせの不首尾である。
うまく待ち合わせ場所で落ち合えることは三回に一回もない,勿論彼女は自分は決められた場所にいて、間違えたのは貴方だと言い張る。
大体場所の設定からして意見が合わない。
僕はカフェを好むが、彼女はコーヒー代がもったいないといって、たとえば時計台の下とか、どこそこの角とか彼女の考えではよい目印を選んだつもりである。
だが、よい目印というのは、そこへ到達しやすいと言う事で、そこで人を見つけやすいとは限らない。
澁谷のハチ公を例にとるまでもなく、遠くから目立つところには、それを中心に広い範囲に人が集まる。その中で当人を探すのは決して容易ではない。ましてポールが建っていたり、チョット木陰があればもう死角である。

それに引き換え、カフェならその中に入れば、捜査範囲は限られている。しかも何かあれば電話連絡も可能である。
ちなみに配偶者はこのご時世にもかかわらず、絶対に携帯をもとうとしない。

ところで先日もこんなことがあった。
午後3時ごろに外出先から電話をしてきた。迎えに出ることにして、30分後に横浜西口のある確実な場所を待ち合わせ場所にえらんだ。
勿論其の時間には現れない。
30分経ってもまだだ。何か事件でも、と本当に心配になってきた。待つこと1時間。4時半になってやっと現れた。
“チョットお待たせしちゃって”、と済ました顔である。
“もう4時半だぜ”。
“アラ、30分位でって言ったじゃない。”
“もうそれから1時間半だよ”。
“へーそんな経ったの。”
とあっけらかんとしている。
そこで気付いたのは、男は3時から30分といわれれば、当然3時半という「時刻」を想定してしまう。しかし女は30分を「時間」つまり時の流れとして感覚的に捕らえ、それが結果的に何時であろうとあまり関係はない。
これこそ左脳と右脳の差ということかな。

幸いそのときはコーヒーショップが待ち合わせ場所だった。
“え、僕がコーヒーカップが目の前にあれば何時間でも、半日だって瞑想にふけることが出来る男でよかったろう、”と言ってやったら、
“大いびきをかきながら哲学するなんて、ずいぶん器用な方ね”。
と言い返されてしまった。
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by n_shioya | 2013-03-02 21:21 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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