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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「お若いですね」と言わせよう
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「アンチエイジング」とは「抗加齢」という意味だが、その内容は人によってさまざまな捉え方がある。
その理由は、いろいろな分野の方がその延長線上に「アンチエイジング」を発展させ、お互いの連携に乏しいからである。

例えば女性の場合。アンチエイジングクリームといった化粧品レベルのことになるが、我々形成外科医だと、ケミカルピールやレーザー、さらには手術による「肌の若返り」を意味する。
これとは別に「内側からの若返り」を図る、サプリメントや抗酸化療法そしてホルモン補充療法などの世界が内科医を中心に研究が進み、最近では「アンチエイジング・メディシン」と呼ばれる分野の主流になって来ているようだ。

いずれにせよ、アンチエイジングは「不老不死」を目指すのではなく、老化を「自然現象」として受け止め、唯、その進み方を緩やかに、また、最後に来る「要介護」の期間をなるべく短くするよう努力することが目的である。つまり“老いとどうつきあうか、”のコツであり決して“加齢に抗う訳でない”ので、「抗加齢」と言う言葉は不適切と言う議論は前からあるが、もう「アンチエイジング」は言葉として定着したので、今更変える事もないだろう。

しかしアメリカなどでは真剣に「不老不死」を追求するグル-プもいる。
彼らの考えは、”老化は病気である。医師の務めは病気を退治することだ。すなわち不老不死が最終ゴールである。そのためにはホルモン療法は勿論、遺伝子操作でも何でも可能なテクノロジーは片っ端から取り入れていく“というのが、アメリカの抗加齢学会の1部の人たちの考えである。
どうもアメリカ人の大半はブッシュのメンタリティーで、「フセイン」も「自然老化」もすべて“絶滅すべき敵”に見えてしまうようだ。

我々が考えるアンチエイジングは、年相応な「脳の働き」の維持と、ある程度の「体力」を保つことを目的としているが、どちらが重要かといえば、言うまでもなく前者であろう。

ここであえて「自立」と「自律」を区別し、体力が「自立」を維持し、脳の働きで「自律」を保つとしたい。
たとえ車椅子生活になって体力的に「自立」できなくとも、頭さえしっかりしていれば、「自律」は保てる。
その反対に、体だけ丈夫で首から上が言うことを聞かないと、誠に悲惨である。
学生時代は運動選手で鳴らし、会社では会長まで上り詰めた人が、認知症になったのに出社するといって聴かず、周りで文字通り押さえ込むのに必死になった例はいくつも見聞きしている・・・

こう書き続けると一冊の本が出来てしまう、いや既に“「お若いですね」と言わせよう”と言う題で、ゴルフダイジェスト社から出版されているので、此の話しの続きを聞きたい方はどうぞそちらで。
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by n_shioya | 2013-03-07 20:39 | アンチエイジング | Comments(0)


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