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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
オープンエア・ドライブの薦め
オープンカーの季節がやってきた。
カリフォルニアと違い,日本で幌を外して楽しめる時期は限られている。
でも紫外線が怖い?
オープンエア・ドライブの薦め_b0084241_2014831.jpg

“日光を浴びるのにそんな気にせんでもええ。”
先日の会議で、皮膚科の長老がそう発言された。
“確かに日差しの強いオールトラリアでは、白人の皮膚がんが多いが、日本人が日に当たったからと言ってすぐ癌になるわけでもない。ま、そりゃ、ちょっと皺が増えるかもしれんが。”
という長老先生のご趣旨には、じつは僕も大賛成である。紫外線の予防策は大事かもしれないが、あまり神経質になって、戸外の活動までブレーキがかかるのは行き過ぎだと嘆いていたところだからだ。

がしかし、皺の一本や二本といわれると、女性陣は納得できないだろう。
また、NPO法人アンチエイジング・ネットワークの理事長としては、常日頃、皮膚老化の一大原因として、紫外線の害をといているところである。
このあたりの建前と本音の乖離は、男の医師が美容的なことに関わる限界かもしれない。
更に僕の場合、これには深い訳がある。

しばらく前まで、僕はコンバーティブルに乗っていた。
オープンエア・ドライブの快感を一度味合うと、もう病みつきになって、何で車に屋根が必要かとさえ思うようになる。
ところが配偶者は、紫外線を恐れるあまり、めったなことでは幌をはずさせてくれない。晴れの時も、曇りでも。
“曇った日のほうがかえって日焼けするということを、医者のくせに知らないの”とたしなめられもした。
雨の日は、さすが僕も幌を開ける気にならない、ということで幌をはずせる機会はあまりない。

もちろん一人のときは開けて走るが、やはりオープンカーには助手席に、いるべき人がいないとさまにならない。
そこで、娘と偽り美女軍団のメンバーに、入れ替わりお付き合いを願っても、度重なれば、“てめえ、娘が何人いるんだ”ということになりかねない。
つまりオープンエア・ドライブを配偶者に敬遠された、恨みつらみがいまだにしこりになっているのだ。

というわけで、皆さん事情の許す方は、是非オープンエア・ドライブの醍醐味を味わってください,ただし,紫外線カットには留意して。
by n_shioya | 2013-05-16 20:02 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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