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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
木工の喜び
土屋拓三さんの作品展を訪れるたびに、木工に対する憧れが再燃する。
土屋さんは岩手の山奥で、家具、木馬、オルゴールなど、長年温めてきた木材を細工して楽しんでおられる。
其の作品展が今銀座の歌舞伎座向かいの岩手物産館で開催されている。
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すでに愛好者も結構おられるようだが、たまたま配偶者がなにかの雑誌に紹介された木馬がいたく気に入り、購入したのがご縁でお付き合いが始まった。
楢、樫、ぶななどを素材に、テーブルやロッキングチェアなど、すぐ我が家に欲しい物ばかりだが、問題は一つ入れてからは、もっともっとと増え続け、いずれはそれに相応しいく家も立て直してなど、望みが止めを知らず広がって行くことだ

もともと木工というか家具作りにはアメリカ留学中にはまり込んだことを思い出す。
友人の家の立替のとき、天井板を譲ってもらい、数ヶ月夜なべしてクレードルを作り、次男の誕生に間に合わせたものである。
ろくな道具も持たぬ素人の処女作品であり、見た目はよくなかったが、我が家の五人の子供たちや、又その孫もその中で育ってくれた。
天井板はノッティ・パインとよばれる節だらけの松で、もともと安い板だったがその節目がかえって味のあるパターンとなった。
以来、本棚や勉強机など質素だが味のある?作品を折を見ては作り、やがては家を持った際は地下室を工作場として大工道具をそろえ、家具作りに励むのが夢だった。
だが帰国後は本職の「人体再建」のほうが忙しくなり、又、家具つくりは金が出て行くだけだが、人間の皮をきったり張ったり、骨を接いだりすれば生活費に繋がるのが現実で、日曜大工が日本でも盛んになってきても、それに合流する余裕を失ったままだった。

だが、展示会で改めて木の表面に手を滑らして、木目の感触を楽しむと昔の夢が甦ってくる。
土屋さんの作品には元の樹木の精が宿っているような感じがある。
もう自分では無理にしても、せめて少しずつ本当に気に入ったもので家具を入れ替えて、木に浸ったライフスタイルに徐々に改めて行きたい。
それとも自作の家具で囲まれた生活を、僕のアンチエイジングの目標としてみるべきだろうか。
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by n_shioya | 2013-06-13 20:59 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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