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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
昔こういうジョークがあった。
“男性のハゲの根本的な解決法は二つある。 まず第一は禿げてない親を持つこと。 二番目は去勢すること。“ どちらも不可能なことであり、だから根本的解決は無理だというわけだった。 だが最近の医学の進歩でこの二つにもメスが入る。 第一については北里大学名誉教授の川上先生の研究もその一つだが、ハゲに関る遺伝子が解明され、それに対する対処法も進みつつある。 二番目はハゲにおける男性ホルモンの影響を押さえるものであり、最近使われ始めたプロペシアは毛根部での男性ホルモンの働きを抑制し、その前から使われ始めたミノキシジルと併用して発毛に威力を発揮している。 ところでハゲと言うのは禁句だそうだ。 かつてNHKでハゲの話しを頼まれた時,事前の打ち合わせでディレクターに“ハゲは放送禁止用語ですので”と注意され “ならなんと言えば?” “そうですな、若くして毛が薄くなったとか・・” “そりゃもっと失礼では?” “でも先生がうっかり口を滑らすのまで我々は責任は持てませんが。” と言うの「NHK」的なヒントをくれたのを思い出している。 ちなみに最近では,「薄毛」とか「貧毛」とか言うそうだが余りしっくりこない。 何かいい呼称はないでしょうか? ところで何故ハゲはそんなに肩身が狭いのでしょう? ご覧ください、このショーン・コネリー。 それなりに,いや若い頃にもまして魅力的とは思いませんか。
by n_shioya
| 2013-07-10 21:12
| ヘアケア
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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