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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
男のお洒落
昨日からショックで落ち込んでいる。
洋服を買わされたのである。配偶者のではない、僕のである。
懐に大きな穴が開けられた感じである。
彼女の着るものなら決して惜しくはないが、配偶者はなかなか自分のものは買おうとはしない。多少資金を渡しても、子供たちのプレゼントに消えてしまう。母親の性(さが)というべきか。

昭和一桁の男性として、僕自身は着る物に関心がない。当時は大学生でも制服一着で4~6年間通せた時代である。
いまでも朝起きると、配偶者がまくら元に揃えてくれたのを、そのまま上から下着、ズボン、シャツ、上着と着こんで出かけていく。
それで十分と思っている。
ところが数日前、デパートの外商の方からから電話が来た。
年に何度かあるお得意様を狙った展示即売会のお誘いである。
今回は秋物の紳士服を取り揃えているという。

“さあ、見に行きましょう。”と配偶者は意気込む。
手持ちの洋服はみな傷んできて、この秋の「アンチエイジングネットワークの公開シンポジューム」に何を着せるか困っていたところだという。
僕にはどこが傷んでいるのかわからない。
“男は中身で勝負”といっても、
“その中身も傷んできたから”と相手もさるものである。
“見るだけだよ”と念を押して出かけたが、店について配偶者の勧める一着を試着すると意外に着心地がいい。
“よくお似合いですよ・・・お若く見える。”セールスの女性はプロだけあって、タイミングよく、背中を押す。
男のお洒落_b0084241_20143628.jpg

思えば僕が理事長のNPOアンチエイジング・ネットワークの憲章第一条は、「いくつになっても男と女」である。
これは決して「失楽園」を奨励するのではなく、年をとるほどにお洒落心が大切ということ、と説いている理事長である。
それだけではない。先日も日野原先生にも「年をとったら男もお洒落」と言われたばかりではないか、と諦めてクレディット・カードにサインをした次第である。
by n_shioya | 2013-09-26 20:14 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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