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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
テレビの功罪
“そりゃNHKにはかなわないわよ、癪だけど。”
民放にいた娘がテレビ番組を見ながらいった。
今は仕事をやめて、二人の子育てに忙しいが、現役のころはレポーター役で、パンダが逃げというと追っかけさせられ、集中豪雨で地下鉄が冠水したのとなると、腰までつかってマイクを握り締める。
ある時は、日本の若い女性観光客が殺害されたというので、すぐにオーストラリアまで飛んで行ったこともある。
“ともかく人も予算が桁違いよ。こっちが事件現場で一人何役もやってるとき、NHKからは30人も大挙して押し寄せるのだからかなわない。”
確かに、僕が贔屓にしているNHKスペシャルなど、素人目でもありゃ人手も年月も、そして莫大な予算がかかっているだろうことはよくわかる。
そして癪だが、中身の濃いものが多い。
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ただ取材を受ける立場からすると、いろいろ気に食わぬこともあるが、これはテレビ報道の宿命で、NHKに限らない。
まず、取材の前に下調べがなされるのはいいが、しばしば取材に来るときには先方に都合のよい、シナリオが既に出来ていて、こちらの発言を都合よくつなげて、こちらの意図と全く違ったストーリーを作られてしまうことがある。
すると娘に言われた。
“それを避けるコツがあるのよ。
まず、筋道だってしゃべらないこと。なんかわけもわからズラズラ切れ目なく喋られると、切り貼りしようがないでしょ。
それから、体を年中動かしていること。そうすると繋ぎにくくなるのよ。”
そりゃそうかも知れないけど、これでも絶えずなんとか理路整然と簡明にと心がけている身にとっては、至難の業である、まあ体を揺するぐらいは練習で出来るようになるかもしれないが。

“いま一つ。テレビは「視聴率」が神様。そのためにはビジュアルでなけりゃ。つまりどんな大事なニュースでも、視覚にアピールできる映像がなければ没よ。”
つまるところ、テレビが真実を報道してるなど甘い幻想を持つな、ということらしい。
ちなみにそれだけ予算が潤沢なはずのNHKだが、これは日本(Nihon)薄謝(Hakusha)協会(Kyoukai)の略称だと巷間で囁かれているのはどうしたわけだろう。
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by n_shioya | 2013-10-26 21:56 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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