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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
赤と黒、そしてジェラール・フィリップ様。
男の意地と心意気はコインの裏表である。
そのどちらを描かせても、フランス作家にかなうものはないだろう。
心意気の極致は言うまでもなく、エドモン・ロスタンの「シラノ・ド・ベルジュラック」そしてマキャベリズムを危うくしてまでも意地を張るのはスタンダールの赤と黒の「ジュリアン・ソレル」
どちらも“粋”ですなぁ。
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そのジュリアン・ソレルをフランス映画界切っての名優ジェラール・フィリップが演じた「赤と黒」のデジタルリメーク版を最近銀座で観る機会があった。
いやー、もうただただ粋で格好いい。男でも惚れ惚れします。
今は亡き岩波映画の高野悦子さんのように、“ジェラール・フィリップ様”と、女性なら“様”づけにしたい気持ちもよくわかる。
ジェラール・フィリップのジュリアン・ソレルか、ジュリアン・ソレルのジェラール・フィリップか、と言われるのも無理はない。

それにしてもかつてのフランス映画界には名優が輩出した。
男優なら、ルイ・ジューベ、ジャン・ギャバン、ジャン・ルイ・バローそしてシャンソン歌手のイブ・モンタンも演技はうまかった。
そして女優では、「赤と黒」でも主演したダニエル・ダリュー、アルレッティ、エドワージュ・フィーユそして古いところではフランソアーズ・ロゼ―と枚挙にいとまない。

“やはり映画だって、演技で見せるものだよねぇ”と語らいながらの帰り路、そう言えばこのあたりに昔、「ジュリアン・ソレル」と言う店があった筈だがと見まわしたが、栄枯盛衰の激しい銀座の裏通りである、もう跡形もなかった。
“なんでそうこだわるの?”
配偶者は怪訝そうである。
“いやちょっとしたカフェがあってね。”
とだけ答え、その下の階がその頃は珍しい女性のランジェリー専門店だったことは伏せておいた。
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by n_shioya | 2013-10-28 20:25 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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