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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
砂の足跡
ここ数年、親しい友を何人か失った。
その多くが癌である。
先日、配偶者の中学時代の親友を一緒に見舞ってきた。
僕も昔から親しくしてきた友である。
咽頭がんで、転移もあるという。げっそりと痩せ、抗がん剤で体も弱っていた。
その帰路、
“彼女にこのカードを渡したの”と、教会で買ったカードを配偶者からみせられた。
そこには、M・パワーズという女性の「足あと」という詩が書かれていた。
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『 足あと

 ある夜 わたしは 夢を見た
   神さまと二人並んで わたしは砂浜を歩いていた
   ・・・・・
 砂の上に 二組の足あとが見えていた
   一つは 神さまの そして一つは わたしのだった
      ・・・・・・・
     しかし最後に
     わたしが振り返って見たとき
     ところ どころで足あとが 一組だけしか
     見えなかった
      ・・・・・・・
     「わたしの愛する子どもよ
     わたしは けっして お前のそばを
     離れたことはない お前が もっとも
     苦しんでいたとき 砂の上に 一組の
     足あとしかなかったのは
     わたしが お前を抱いていたからなんだよ」』

僕は思わず自分の後ろを振り向いた。
するとそこには後ろからずっと遠くまで、ひと組の足あとが続いていた。そして、ところどころに二組の足跡があった、詩の場合とは反対に。
「そういうことでしたか、」僕は改めて神さまに感謝した。

この美しい詩が友人になんらかの慰めを与えてくれたことを祈る。
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by n_shioya | 2013-12-17 08:11 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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