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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
海からの贈り物
最近まで我が家にはテレビがなかった。
なにも確たる信念のもとにテレビを排除してきたわけではなく、ただ買わなかっただけである。
子供たちは、ひどい家に生まれた不運をかこっていたのかもしれぬが、五人の兄弟でよく遊びよく喧嘩をし、それなりに育ってくれた。

長じて彼らに言われたのは“テレビがないことを隠して、友達と話を合わすのが如何につらかったか”ということである。
気の毒なことをしたかもしれない。
だが、何よりよかったのは、ほかの子供に比べ、本をよく読んでくれたことである。
それは彼らも感謝しているようだ。
また、結果的に家族同士の会話も豊かだったのではないかと思う。

数年前、子供たちも巣立ったからという配偶者の希望でテレビを入れることにした。
なるほど面白いし、便利なものである。
ニュース番組、医学番組だけでなく、配偶者は大河ドラマなどに人並みにはまっている。
そして政治家がウソをついている時、口先だけの時はそのまま顔に出てしまうのが恐ろしい。
反面、活字媒体以上に情報操作が可能なようで、危険を感じさせる。
個々の映像は真実であっても、その切り貼りでいかようにでも印象を変えることができるからである。

このような情報操作も困るが、今起こりつつある新しい問題はネット上の無秩序な情報氾濫ではなかろうか。
たとえば医学情報にしても、チェック機関なしに個人的な生情報が行きかっている。
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などあれこれ考えているうちに、自分でも何が言いたかったのか分からなくなった。
そしてリンドバーグ夫人の名著、海辺で拾った貝殻の一つ、一つを人生の各ステージになぞらえた「海からの贈り物」の一節を思い出した。
〝浜辺での生活で第一に覚えることは、不必要なものを捨てるということである。”
やっとこれで振り出しに戻れたので、明日は「海からの贈り物」を読み返してみることとする。
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by n_shioya | 2013-12-19 16:21 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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