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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
人生の秋
“秋という言葉は我々日本人には何か「物悲しさ」を伴うが、ヨーロッパの人は違います.特にドイツ人にとっては実りの秋,「豊かさ」の象徴なのです。”とドイツ語の時間に言われたのは、ビルマの竪琴の作者でもある竹山道雄先生だった。
いまアンチエイジングの課題として高齢者のQOL,生活の質を考えるとき,何時も想いだすのはこの言葉である。
「人生の秋」,それは「凋落のとき」ではなく、「収穫のとき」でなければならない。
では何を収穫するのか?
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心理学者のユングは40歳を「人生の正午」と呼び,40歳以降を「人生の午後」ととらえた。そして,「人生の午後」になって,やっと「個性化(よりその人らしくなる)」の発達過程が始まりとかんがえた。
彼の考えでは人間には二つの目的がある。
第一の目的は“自然的目的”であり,子孫を生み,これを養い育てるのがそれで,これに更に金を儲けたり社会的地位を得たりすると言う仕事が加わる。
この目的が達成されて始まる第二の段階が“文化目的”の段階だ。これが「人生の午後」の目的である。
そして彼は「人生の正午」での価値観の切り替えを薦める。
午前の「自然的目的」と言ういわば動物の本能的な、生きるための生活からいわば解放されて、人間として成長するのが彼の言う「文化目的」の生活、つまり「人生の秋の収穫」と言えるようだ。

おっしゃることはよくわかります,ユング先生。でもその切り替えが以外に難しいんですな,凡人には。
しかも昨今は,「人生の午後」での生存権すら脅かされてきています。
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by n_shioya | 2013-12-27 17:00 | アンチエイジング | Comments(0)


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