ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
細菌戦争の恐怖
昔、東大が新制大学に切り替わった時、現在の理3という医学部進学コースはなくて、理1でも理2でもよいが、二年の教養課程を終えてから、あらためて医学部の入試を受けることになっていた。
医学部以外の専門課程へ進むものは、二年目の半ばで専門学部に振り分けられるので、医学部を受験予定の者も、医学部受験までどこかの学部に籍を置く必要があった。
医学部入試に合格すれば、その学部から抜けることになり迷惑をかけるので、医学部志望者の大方は、希望者の多くない学部を選ぶよう指導を受けた。
そういうわけで、僕は半年間、農学部の農学科にお世話になった。
b0084241_21481846.jpg

何を習ったかすっかり忘れたが、一つだけ印象に残った授業がある。
名前は思い出せないが、その教授は繰り返し、「細菌戦争」の脅威を話された。
だがその頃は戦後間もなくで、やっと平和が訪れ、まだ核戦争も遠い未来の可能性としてしか話題にされず、「細菌戦争」など日本軍の過去の遺物としか受け止められなかった。
だが、教授は言われた。
“君たちは原爆だけが脅威だと思っているだろうが、本当に恐ろしいのは細菌戦争だぞ”と。

それが9・11後、急に浮上してきた。
ブッシュ政権がイラク攻撃の大義名分としたのが、サダム・フセインが隠し持つとされた大量破壊兵器である。それは原爆と細菌兵器だったことは記憶に新しい。
だがイラクの敗北後、そのどちらも見つからないまま、サダム・フセインは処刑された。

オリバー・ストーンの最近のアメリカの暗部の発掘調査では、大量破壊兵器ありという英米の諜報機関のガセネタに飛びついた、ブッシュとブレアの無様な姿が、又それをカバーアップするために生み出された犠牲者達の姿が、赤裸々に描かれている。

問題は、肝心のテロリストとの闘いはまだ、まだ続き、その先が見えないことである。
さらに言えば、北朝鮮の脅威は原爆だけでなく、細菌兵器もありうるとささやかれている。
[PR]
by n_shioya | 2014-01-05 21:48 | コーヒーブレーク | Comments(0)


<< わりなき恋 堀江流男性ルネッサンス >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム