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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ケネディ暗殺の時アイザックスターンは?
其の時僕はオルバニー大学の実験室に居た。
ラジオの臨時ニュースが、“ケネディ大統領が狙撃され、パークランド病院に搬送されたが、頭部を撃たれ重傷。”
回復中の犬から手を離し、茫然となった。実験室の皆も同じようにただ呆然と突っ立ったままだった。
そして間もなく大統領の死が報ぜられた。
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今読んでいる自伝によれば、その時アイザック・スターンはサン・アントニオに向かう途中で、ダラス空港のロビーにいたという。
サン・アントニオに向かうべきか迷いながら、ずっとテレビの画面に吸いつけられている所へ、ガラス戸越しにエアフォースワンが飛び立つのを見たという。
其の中にはケネディの遺体と、ジャクリ―ヌとジョンソン副大統領たちが乗っていたとは後で知ったと記している。
結局その後スターンはサン・アントニオに行き、予定の曲目シベリウスを変更して、バッハのシャコンヌで大統領の死をいたんだという。
最後は泣きじゃくりながらの演奏になったと記している。

スターンの一生は20世紀と共にあった。
二つの大戦、ホロコースト、米ソの冷戦そして中国との国交回復。
それを目の当たりにし、又、自分でも何らかの形で影響を受け、場合によっては直接かかわっていて興味深い。
スターンは言う“音楽は政治にはかかわらぬが、政治の方から介入してくることは少なくない”と。
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ところでこの自伝、最近立派な訳本が出たと知った。
もうすぐ読了するので訳本は間に合わないが、僕の語学力では勘違いが多いだろうから、興味のおありの方は、是非訳本をご覧ださい。
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by n_shioya | 2014-01-15 20:35 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by 佐藤鈴木 at 2014-01-16 18:32 x
「ケネディ暗殺の時に自分が何をしていたか憶えている人は多い」
という書き出しはフレデリックフォーサイスの「オデッサファイル」で、この書き出しは印象的でした。
実際に憶えている人は多いのでしょうね。
Commented by n_shioya at 2014-01-21 08:29
佐藤鈴木さん:確か似そうですね。


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