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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ユングと老いの価値
成人期以後の人間の成長・発達を研究し、「老いの価値」を初めて認めた心理学者は、ドイツの精神分析学の先駆者ユングのようだ。それまでのフロイド学派は、老いを悲劇的結末としてとらえる研究にしか関心がなかったという。
ユングは四十歳を「人生の正午」と呼び、四十歳以降を「人生の午後」ととらえた。
そして人生には二つの目的があり、人生の午後には、人生の午前とは全く違う目的がある、と指摘した。そして「午前中の法則を午後まで持ち込もうとする人間は、心の傷でそのつけを支払わなければならない」と喝破した。
むしろ、仕事、結婚、家庭、子供などにすべてのエネルギーを奪われる成人期には、個性化の道を歩むことは不可能であり、内面生活の充実にたっぷり時間をかけられる老年期になって、始めて個性化の権利を手にすることができると説く。
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名著「生き甲斐について」で知られるあの神谷美恵女史も、「安らかな老年を迎えて長寿を全うする人々はこのコペルニクス的転換を知らず知らずのうちに成し遂げているように思われる」。と言っている。
だが、それは「心がけと同時に体質、健康、社会的・経済的・家庭的条件などがうまくそろって初めて可能なことでもあろう」。とも彼女は付け加えている。
うーむ、確かにそうだが、条件は厳しいですな・・・
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by n_shioya | 2014-07-22 21:38 | アンチエイジング | Comments(0)


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