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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「錦秋」は日本の特産だと思ったら大間違い。
この季節、ニューイングランドの紅葉は目を奪うものがある。 緩やかな曲線を描く野山は赤、黄に染まって、ニューヨークからメイン,そしてカナダのノバスコーシアまで果てしなく続く。その間に点在する湖は、紅葉の木々を鏡のように映し出す。 厳密にはマサチューセッツ、コネチカット、ロードアイランド、ニュー・ハンプシャーそしてメインがニュー・イングランドだが、僕が八年を過ごしたアップステート・ニューヨークは、地形や四季のうつろいでは立派にニュー・イングランドである。 ハロウィーンの頃カントリーロードに車を走らせると,沿道の出店はパンプキンで埋まる。 チョッと車を止め、アイスクリームコーンを一口。勿論バニラでもチョコレートでも無くメープル・ウォルナット。 やがて色づいた葉は木枯らしに舞い、そして訪れる寒い、寒い、ある冬の朝。 メープルに釘を刺すと,ビューッと樹液が噴出する。これをバケツに受けて、林の中の小屋で大きな窯で煮詰めると,あの飴色のメープルシロップが出来上がる。 冬が厳しいだけに、春の訪れは若緑で噎せるよう。まさにハイネの謳う「麗しの五月」である。 ああ,ニューヨークに帰りたい!
by n_shioya
| 2014-11-02 19:15
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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