ウーマンエキサイト ガルボ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
ガルボウーマンエキサイト
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「生物的人間」から「文化的人間」へ
「生物的人間」から「文化的人間」へ

今年始めての山下公園風景。
ニューグランドの展望レストラン・ノルマンディーから氷川丸を望む。
往年のフルブライト留学生にとって氷川丸はアメリカへの第一歩だった。
戦前はシアトル航路の花形客船。戦中は交換船,そして戦後はフルブライターの渡米手段として活躍。今、その使命を負えて山下公園に憩っている。
b0084241_1135538.jpg

心理学者ユングは50〜60才を境に人生を前期・後期の二期に分けている。午前・午後と言ってもよい。それぞれに意義が在り,正午でその切り替えが必要と言う。
午前は成長と種族維持。すなわち「生物的存在」と呼ぶのは,この繁殖期が終わると人以外の動物は生命を終えるからである。
人はその期間、より早く,より効率よくと右肩上がりの生活を邁進する。
そして此のあとの午後で、人は始めて人間にだけ与えられた生活をスタートする。
人によってはこれを「文化的存在」と呼ぶ。前期は何時も何かの為の準備、達成に追われるが、ここで始めて己の「存在自体」が意味の或る期間が始まるという考えである。

ややこしい議論のようだが,なるほどと思い当たる節がないでも無い。
氷川丸ではないが、長年の「生物学的存在」の時に溜った船底の牡蠣殻やフジツボ等を拭い去って身軽になり,本来の自分を取り戻す貴重な「文化的存在」の時期と感じているからである。

[PR]
by n_shioya | 2015-01-12 11:35 | アンチエイジング | Comments(1)
Commented by 山田佳代 at 2015-01-15 17:13 x
なるほどと、頷いています。
私は55歳、実体験と料理を通して、アンチエイジングという午後の人生に入りました。
氷川丸、小学1年の遠足で見学しました。
初めて本物の外国人に会って、皆で “ ハロー、ハロー” と叫んだのを、鮮明に覚えています。
あの頃は、自分が ” 外国人” としてドイツで暮らすとは
思いもよらぬ事でした。


<< いつまでも男と女 結婚生活は地雷原 >>


woman.excite TOPへ Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム