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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
日本人と天皇
我々昭和一桁にとっていまだに割り切れないのは天皇の存在である。
神話と現実がゴチャマゼの「皇国史観」に苦しめられたものにとって、戦争責任も含め、敗戦後様々な天皇観が輩出したが、どれもしっくりとしない。
同世代の田原総一朗も同じ思いを抱えているのか、最新作として「日本人と天皇」が発売された。
神代から今日に至るまでの天皇の系譜を検証する労作である。
そしていま僕は改めて「家永史観」を思い起こしている。
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敗戦後2年目に発売された「新日本史」は、占領軍の命令で墨で塗りつぶされた日本史の空白部分を埋めるものとして、目から鱗の感があった。
左翼史観が支配した当時にあっては、反動的とも批判された著書が、その後の我が国の逆コースの流れの中で、逆に左翼的と批判されるようになったのは滑稽とも言える。
同じような批判が「時流に反して」意見を曲げなかった竹山道夫先生にも向けられたのは記憶に新しい。

家永「新日本史」で印象的だったのは、おおよそ次のような結びの一節だった。
“いまは天皇批判そして否定が常識のようだが、この2000年近い我が国の歴史で,あらゆる政治形態の有為転変にも堪えて生き延びてきた天皇の存在は、事実としてその重さを受け止めるべきであろう。”
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by n_shioya | 2015-03-10 21:40 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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