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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ついに出ましたダニエル・ハマーメッシュの「美貌格差」。
原題は「Beauty Pays」。 しかも副題は「生まれつき不平等の経済学」 1999年にナンシー・エトコフの「なぜ美人ばかりが得をするのか」を発表して以来、美人論はそれまでにもまして賑やかとなり、僕の「アンチエイジング塩谷塾」のメインテーマでもあった。 特にその中でフォーカスを当てた「商品としての美女」はわれながらユニークな切り口だったと自画自賛していた。 だがそれはあくまで「美女の商品価値」であり,この本の視点である「美女の経済効果」には思いがいたらなかった。 この問題の根っこは深い。 古くはウーマンリブのナオミウルフが「Beauty Myth」として、女性にとって「美の呪縛」を取り上げた。 新しいところでは蜷川監督が「ヘルタースケルター」でグロテスクに描いた「美のヒエラルキー」。 さてこの「美貌格差」が暴く美の市場原理の世界はいかなるものか? 今週一杯は楽しめそうである。
by n_shioya
| 2015-04-21 21:35
| 美について
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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